イラクから日本のおともだちへ

  • 子どもの未来社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864120579

作品紹介・あらすじ

イラクへの空爆で多くの子どもが犠牲になって10年が経つ。忘れることの出来ない記憶を子どもらが絵本をとおして語りかける。

感想・レビュー・書評

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  •  1991年、湾岸戦争が起こる。その時、劣化ウラン弾が使われた。数年後、イラクではガンになる子がふえた。2003年、イラク戦争がはじまる。学校や家がもえ、家族をなくした子、白血病にかかった子も。イラクの子どもたちが描いた絵。子どもたちが見た戦争、平和を願うメッセージ。

  • イラクから日本のおともだちへ—小さな画家たちが描いた戦争の10年- 子どもの未来社
    http://www.ab.auone-net.jp/~co-mirai/iraqkaranihon.html

  • ノンフィクション絵本と言いましょうか。イラクの子どもたちが描いた絵に、それを描いた子の紹介や写真がついています。多くは湾岸戦争の劣化ウラン弾の影響でガンにかかってしまった子や、傷ついた子たちです。辛い状況でも懸命に生きていることがわかります。そして、東日本大震災の後、心配して送ったメッセージ、そして、ワールドカップ予選で日本とイラクの試合を一緒に見た喜びも描かれています。「イラクを攻撃して、世界は平和になりましたか?」という一文が胸に刺さります。

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著者プロフィール

日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)事務局長。
1961年奈良県生まれ。メーカー研究所勤務、青年海外協力隊参加を経て、日本国際ボランティアセンターにてパレスチナやイラクで活動。JIM-NETの設立に携わり、事務局長を担う。著書に『ヒバクシャになったイラク帰還兵―劣化ウラン弾の被害を告発する』(大月書店)他。

「2009年 『イラクで私は泣いて笑う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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