山田孝男全集 IV

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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864513562

作品紹介・あらすじ

日本が誇る瞑想家であり精神世界の先駆者、山田孝男が語る!
豊富な画像とともに、現代の瞑想について書かれた本!

日本における瞑想の先駆者が語る瞑想の諸相

初期の段階で「願望実現」としての瞑想を提案した
『瞑想法で心を強くする』(第1部)

雑誌に連載された、瞑想の実践面を細かく説いた
『実践瞑想法講座』(第2部)

「欲望(願望)をもつことは、人間にとって自然なことである。しかし、欲望をかなえる能力をもたない人は不幸であり、また欲望のままに生きることも人を不幸にする。したがって多くの宗教は、欲望をもつことを強くいましめてきた。そして清貧に甘んじることを良しとしてきたのである。
しかし時代は変わった。すべての人が愉しみを求めており、愉しく人生を味わうことは悪ではなく自然なことであると認識し始めている。本書のテーマである瞑想も、本来愉しいから行うのであって、それが苦行であるとすれば、本当の瞑想とはいえない。」


「階層化した欲求を段階的に下位のものから満たしていくと、人間は最後に真善美といった高度な価値観を求めるようになる。そして、欲求をすべて満たすことが、「自己実現」を達成することだというのだ。
わたしならば、この「真善美」の上に「悟り」や「覚醒」を置く。なぜなら、人間の欲求のうちで最も究極のものは「悟り」だからである。ともかく、人間のふつうの成長過程を欲求の充足という視点から捉えることで、願望実現が個人の成長プロセスとしてはっきりと位置づけられたのだ。しかも、その方法として瞑想が大きな役割を認められていた。」

「神秘思想家グルジェフもいっているように、われわれは、自由なように見えても実はいくつもの条件に制約された人間機械なのである。さまざまな日常的な習慣に支配されているのだ。
だから、意識的に自分の周りを変えることが、自分の深いレベルに埋め込まれている根本的なマイナスのプログラムを変えるための第一歩になる。どんなことから始めるかはあなたのアイデア次第。変えるきっかけはたくさんあるに違いない。」


「リラクセーション・テクニックがある程度習得できたら、次に瞑想の訓練では、こころのテクニックに入っていく。あるテーマに意識を集中させ、こころを動かさないようにしなければならない。
そのときも、ゆったりとした呼吸である必要がある。といっても、こころを使った瞑想法に入ったら、いちいち呼吸に意識は向けない。むしろ、呼吸によってこころが動かされないようにする。だから呼吸法は十分に訓練しておいていただきたい。」

(以上、本文より)

著者プロフィール

1942年、青森県弘前市生まれ。
18歳での神秘体験をきっかけに自己探求の道を歩み始める。
1969~1971年、真理探究のためインド、ネパールに1年2ヶ月にわたって滞在。
カトマンドゥで決定的な体験をして帰国後は、自らの体験をもとに独自の瞑想指導を行い、2003年7月に没する直前まで真理を求める多くの人々に道を示し続けた。
ピラミッドやヒランヤなどのもつ未知エネルギーの紹介と、それを応用した サイコトロニクス装置の開発、フリーエネルギーの紹介などの分野でも大きな 功績があった。
晩年はA.P.G.(アセンションプロジェクト銀河の声)を設立して各種セミナーを行い、 その志は現在もメンバーによって受け継がれている。

「2021年 『山田孝男全集 IV』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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