- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864722421
作品紹介・あらすじ
何者かに拉致された犬塚拓磨はワゴン車の中で目を覚ます。車内には互いに見知らぬ5人。放置されたタブレット型PCのモニターでは、仮面をつけた謎の人物"夢鵺"が語り出す。解放される条件は定められたルートを走行し、制限時間内に最終目的地へ辿り着くこと。脱出不可能な死のロング・ドライブはやがて、殺戮の渦へと加速してゆく。6人に秘められた意外な接点が明らかになる時、狂おしい情念が迸るノンストップ・スリラー。
感想・レビュー・書評
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何者かに拉致された犬塚拓磨はワゴン車の中で目を覚ます。車内には互いに見知らぬ5人。放置されたタブレット型PCのモニターでは、仮面をつけた謎の人物“夢鵺”が語り出す。解放される条件は定められたルートを走行し、制限時間内に最終目的地へ辿り着くこと。脱出不可能な死のロング・ドライブはやがて、殺戮の渦へと加速してゆく。6人に秘められた意外な接点が明らかになる時、狂おしい情念が迸るノンストップ・スリラー。
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スリル感あふれるミステリ。目覚めるとワゴン車の中に監禁されていた6人。謎の人物からの指令と、車に仕掛けられた数々の罠。ひとり、またひとりと屠られていく中、果たして犯人の正体と目的は明らかになるのか?
とにかく仕掛けの数々が嫌! よくぞここまで……。犯人の正体と動機はなんとなく見当がついたり、納得できたりだけど。スピーディな展開にぐいぐいと一気読みの一冊でした。 -
夢鵺を名乗る人物によって車の中に閉じ込められた6人。時間内に夢鵺が決めたチェックポイントまで辿り着かねば、車は爆発する!なぜ、この6人が集められたのか?夢鵺の正体、目的とは?
ノンストップでそれなりに楽しめたのだが、何処かで見たことのある話だなぁという印象。こんな大掛かりなことを実行するには動機も弱い気がするし、最後は良い話みたいな終わり方になっていたけれど、これだけ殺したら確実に死刑だろうし……。夢鵺の正体にしても、こういう場合一番怪しい人だった、っていう。
こんな仕掛けどうやって作ったのかとか、誰にも気づかれずに小さなリモコン一つで全ての仕掛けを発動させるなんて無理があるだろとか、その前に5人どうやって拉致ったんだよとか、さらにそもそもどうやって5人のことを調べたんだよとか、楽しめれば細かいことは気にしないタチの私でもツッコミすぎて疲れた。
サンルーフに頭を挟まれてそのままトンネルに激突……っていう死に方を小説で読んだのが二度目なのだが、想像するだけで怖いので勘弁……!
235頁2行目に誤植。「遠藤さんとほのか」じゃなく、「神田さんとほのか」ですね。 -
2014/04/13読了
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2014/4/4 Amazonより届く。