フンボルトくんのやくそく

  • 絵本塾出版
3.68
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本棚登録 : 77
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864840002

作品紹介・あらすじ

フンボルトくんはシャルルくんからおみせをひらくというてがみをもらいました。フンボルトくんはシャルルくんとなんねんもまえにしただいじなやくそくをおもいだしました。

感想・レビュー・書評

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  • フンボルトくんとシャルルくんの別れの約束が、2人の中で何年もちゃんと同じ重みでありつづけたことが素晴らしい。

    シャルルくんのために初めて都会に出るフンボルトくん(街ブラ描写は本気で心配になる)。
    閉店時間過ぎてもフンボルトくんを待ち続けるシャルルくん。
    最後の1ページ。フンボルトくんのための特製メニューにもまた2人の友情を感じる。

    シャルルくんのお店が「オムレツ屋」というのが、何とも洒落ていて、とにかく雰囲気の良い絵本。

  • 2歳6か月
    表紙うらの地図が好き。
    お話も良くききます。

  • うっかり泣いてしまった。
    こういうのは涙もろい人向けに注意書きしてくれないと…

    いや、泣くほどの話ではないかもしれないけど、個人的に…



    さてさて、内容はフンボルトくんの純朴さと固い友情がストレートに伝わってきてジーンとくる。

    すごくすごく心が暖まる話。いい話。

  • K
    4歳9ヶ月

  • 砂場で仲良く遊ぶフンボルトくんとシャルルくんの扉絵をめくると、早々にお別れの場面になり胸がキュッとする。
    何年か経って約束を果たすために大きな街にシャルルくんを訪ねていくフンボルトくん。
    でも、都会の喧騒と雑踏は容易にふたりを再会させてくれない。街中を駆け回るフンボルトくんの心細さに寄り添いながら募る不安。
    離れていても変わらないふたりの友情が導くラストは、心に温かいものがとめどなく溢れた。
    地図をなくしたフンボルトくんに「ケータイもってきてないの?」と不思議がる5歳1ヶ月の息子。今どきの子はそうくるかw

  • 友達のレストランまで、追いかけていく話。

  • シャルルくんがお店を開店した時は、りんごをもって食べにいくと、やくそくしたフンボルトくん。ちゃんとたどり着けるかな。

  •  ひがし あきこ
      絵本塾出版 (2012/10/4)

    ていねいに描かれたなつかしい味のする絵
    山も街もすてきです
    登場するのはすべて動物
    とっても人間っぽいのです

    あたたかいオムレツとりんごグラタンのかおりがしました

    ≪ 幼い日 友とかわした やくそくが ≫

  • ひがしあきこさんの絵がとってもかわいい絵本。友だちのシャルルくんのオムレツ屋さんのオープンにかけつけるフンボルトくん。町にでかけるのははじめてで、みるモノみるモノにびっくり。すっかり寄り道しちゃって、お店の地図をなくしてしまい…でもお店のあったかい明かりをみつけたよ。シャルルくんは予約第一号のお客様をずーっと待っててくれたんだ。

  • 友だちの開店祝いにはじめて街にやってきて翻弄されて地図をなくし夜にたった一軒あかりがついてて

    それは友だちをまってたって話

    じ〜ん

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。絵本作家。現在東京都在住。ARTBOX絵本新人賞受賞をきっかけに絵本作家としてデビュー。絵本の作品に『クリスマスなんてだいっきらい』(ARTBOXインターナショナル)、『サッサとモタのはじめまして』『おおかみようちえんにようこそ』(いずれも偕成社)、『フンボルトくんのやくそく』(絵本塾出版)、挿絵に『いいことがありました』(文・もりやまみやこ/偕成社)などがある。

「2015年 『ののちゃんの ママごっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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