- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864840859
感想・レビュー・書評
-
人間にうち捨てられ、ひとりぼっちになった灯台は、ツンデレさん。寂しさをじっと堪えていました。住処を求めて次々にやってくるいろんな生き物たちに、「好きにすれば」とか言ってても、もう寂しくなくなって内心嬉しいのでしょうね。人間にも、こういう不器用なタイプ、いるなぁ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
灯台。
-
今や灯台と言うそのものが、役目を終えてしまった感がありますが、灯台とは何だったのか、改めて考えさせられた絵本でした。
-
2021.6.24 3-2
2021.6.10 5-3 -
山下明夫 文 町田尚子 絵。
お役御免になった古いひとりぼっちの灯台。
行き場所のない生き物達の拠り所となる。
誰かに必要とされる素晴らしさを教えてくれる。
物語も絵も最高。 -
灯台のツンデレな感じが、可愛らしい。
町田さんの絵ととても合っている。
影さえも必要とされるというのは素敵。 -
返事はツンツンしているけど、うれしさが込み上げている岩鼻の灯台。
青色の濃淡がうつくしい! -
何年も何年も海の向こうに光をおくっていた岩鼻の灯台。、しかしお役御免になって、寂しくて寂しくてすすり泣く毎日を送っていました。
ある日、ちょっとおじゃましていいですか?とたずねてきたのは…?
しずかな夜が懐かしいよ!とうそぶく灯台のほかほかの気持ちが伝わってきます。
町田さんの絵も素敵だ。 -
山下 明生 (著), 町田 尚子 (イラスト)