ネコノテパンヤ (猫×パン屋さん×食べ物【2歳・3歳・4歳からの絵本】)

著者 :
  • ひさかたチャイルド
3.57
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本棚登録 : 268
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865492224

作品紹介・あらすじ

小さなパン屋さん「ネコノテパンヤ」がある町は、霧に包まれていました。お母さんが配達に出かけたので、ネコノテパンヤのななえちゃんは、一人でお店番。すると、帽子を深くかぶったお客さんがやってきました。そのお客さんをよく見ると、「えっ、もしかして猫?」。お客さんの帽子の下から、長く伸びたひげが見えました。つぎつぎに猫のお客さんがやってきて、うれしそうにパンを買って帰ります。想像力豊かな心の旅ができる絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 海から霧が昇ってくる坂道。小さな「ネコノテパンヤ」さん。霧の深い日に、猫のお客さんが次々に訪れて、美味しいパンを嬉しそうに買っていきます。あまり好天でない、観光客とか少なめの日に、訪れてみたいなぁ。

  • 〝坂の途中に小さなパン屋があります。猫の手のように小さいので『ネコノテ パンヤ』と言います...街が霧に包まれたある日、<ななえちゃん>のお母さんが配達に出かけたので、お店番をしていると、帽子を深く被ったお客さんが入ってきました。 そのお客さんをよく見ると、帽子の下には、長く伸びたヒゲが見えました「えっ、もしかして猫 !?」...その次にがやってきたのは、猫かぶりしてない猫さんが嬉しそうにパンを買って帰りました・・・〟尾道市にある「ネコノテパン工場」の取材から生まれた、美味しいパン屋さんのお話し絵本。

  • 霧のかかった幻想的な雰囲気の街と小さなパン屋さん。少し変わったお客さんたちとの素朴なやりとりも楽しい。このパン屋さんが実在するお店がモデルと読んで一度行ってみたいなと思いました。

  • 尾道の風景と幻想的な絵、お話がおもしろい。
    大人も楽しめ、家庭読みに向いている

  • 尾道にあるパン屋さんをモデルにした絵本らしい。
    坂の途中の小さなパン屋さんで小さな女の子のななえが店番をしているときにねこのお客さんが次々とやって来る。
    海からの霧と一緒にお店に入ってくるのが何とも幻想的。
    この霧が優しい雰囲気でねこのお客さんが来ても不思議な気がしない。
    お父さんの船はちょっと心配だけど霧は柔らかい、包み込むような空気感を感じる。
    読み終わって優しい気持ちになれる絵本だ。

  • 子供の頃に読んだ『ふしぎなおきゃく』に似ている!?こちらは…パン屋の娘ななえがひとりで店番をすることになったお話。こちらの不思議なお客は……。黒井健さんの絵は優しさがあふれています。

  • 絵がふんわりしていて、とてもストーリーに合っていて良かった。
    静かで淡々としていて、映画のような雰囲気。
    もっといろんなお客さんが見たい。

  • 実際にあるネコノテパンヤさんをもととして書かれた絵本だそうです。でもこの絵本にはネコのお客様が登場して来ます。ふんわりした気分をあじわえる絵本ですよ。

  • 広島県尾道市にある「ネコノテパン工場」という名前の小さなパン屋さんがモデルの絵本です。
    霧に包まれた道を通って、人の姿に変装した猫達がパンを買いにやってきます。
    絵とお話の雰囲気がとても合っていて、優しい気持ちで読むことのできる穏やかな本でした。

  • 切り深い港町の小さなパン屋さんにやってきたお客さんは、人に変装した‥

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著者プロフィール

1953年千葉県銚子市生まれ。日本児童書出版美術家連盟会員。絵本の作品に『ぱんぱんぱんつ』『しろくもちゃん』『テレビごっこ』『せんたくねこさん』『ぱんぱかぱん』『ぶっぶーパンやさん』(以上、ひさかたチャイルド)、『つきをあらいに』(ひかりのくに)、『おつきさんのぼうし』(講談社)、『なまずのぽんちゃん』(金の星社)、『とらねこのしましまパンツ』(PHP研究所)等がある。

「2020年 『ネコノテパンヤ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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