文化系のためのヒップホップ入門2 (いりぐちアルテス009)

  • アルテスパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865591750

作品紹介・あらすじ

あの名コンビふたたび!!
ヒップホップの聴き方がわかる画期的な入門書として
絶賛されたベストセラー、待望の第2弾登場!

「ヒップホップは音楽ではない」
「ヒップホップは『少年ジャンプ』である」といった
キラーフレーズ満載の前作『文化系のためのヒップホップ入門』は、
ライムスター宇多丸さんや山下達郎さんが絶賛。
刊行から7年経った今年10刷出来という
アルテス最大のベストセラーとなっています。

その続編『2』は、ケンドリック・ラマーや
チャンス・ザ・ラッパーが登場し、
ニッキー・ミナージュら女性ラッパーが活躍、
ファレル・ウィリアムズ〈ハッピー〉が大ヒットした、
2012年から14年まで3年間のヒップホップ・シーンを総括します。

さらにゲストにムック『Jazz The New Chapter』シリーズの
編著者・柳樂光隆さんをお迎えし、
「ループ感覚」「Jディラ」「YouTube」などをキーワードに
ジャズとヒップホップの影響関係を探る鼎談を収録。

続けて2015年から17年までのシーンを取り上げる『3』も
年内刊行を目指して着々と準備中ですので、どうぞご期待ください!

感想・レビュー・書評

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  • 南部化するヒップホップ。
    →ブルースやジャズのように。ティンパランドの影響。クラーベという音楽へ。

    カニエによる内省化

    4つ打ちからのEDMへ

    聴いていないそうへの働きかけ
    ジャズは2%しかアメリカでリスナーがいない


    ジャスティンティンバーレイクの存在

    分業

    チャンス→ライブで稼ぐ。

  • ジャズについての記述も多くよりアカデミックな印象だが、あけすけなボノ(U2)批判など笑い所もあり楽しめた。

  • 勉強になる

  • やっぱり1から読んでないからかもしれないがほぼ全然に近いくらいわからなかった。
    基本的に著者の二人の対談集プラスゲスト、な感じで2012年ぐらいから2014年までのヒップホップと一部ジャズに関して語っている。
    入門までに最低限好きな曲を一曲くらい見つけてからでないとダメかも。

  • 秋の夜長、amazon music片手に耽読。
    ハイファイ山本潤子さんのサンプリングループかっこええ。

  • 2018に発売だが、内容は2010-2014年の扱ってるネタなので、最近HIPHOP事情を知ろうとすると、ちょっとタイムスリップします。とはいえ、内容としては相変わらず面白い内容になってます。

  • 資料ID:21801406
    請求記号:767.8||H||2
    ヒップホップ入門にお勧めの対談本の続編。2012以降の話題はこちらを。

  • お笑いで例えてくれるの、分かりやすい。

  • 内容は前作に引き続き面白い。分析や見立てなどものすごい膝を打つところが何ヶ所もある。

    が、ゴシップネタで盛り上がったり馴れ合いからのディスりを話者同士が楽屋みたいに楽しんだりしてるところが多すぎる。1作目が当たったからって天狗になりすぎ。調子に乗りすぎて不快。編集で消してくれたらまだいいのにめんどくさいんだろうな。当時の学生さんも置いてけぼりだっただろうなと推測。

    「これもヒップホップマナー」とか言い出しそうで、文化系マウンティング大好きなおじさんの典型って感じ。jazzおじさんをディスってるけど切り口が違うだけで同類だよ…むしろ弁がたつ分もっとたちが悪い。内容が超良いだけに、直接的な内容とは関係ないところで腹が立ってもうなんかもったいない。

  • 現在、最も世界でマネーを生み出している音楽ジャンルであるヒップホップについて、”クラブに行ったことがない”、”ラジカセを街中でかついで「Hey Man」と言ったことがない(LL Cool Jを参照のこと)”といった文化系の読者に対して、わかりやすく解説してくれるベストセラーの第二弾。

    第二弾となる本書では主に2012-2014年度の各年度のヒップホップシーンについて、多数のディスクガイドと共に、”何が新しいのか?”、”近年その関係性がさらに強まった感のあるヒップホップとジャズの距離感は?”といった観点から、行われる解説は非常に面白い。

    個人的にはこれでDrakeの一連の作品の素晴らしさに気づいた。とはいえ、2014年というのはこのシーンの変化のスピードの速さを考えると、既に古い。第三弾はぜひ早く出版してほしい・・・。

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著者プロフィール

1968年生まれ。ティーン・ギャング(ツッパリ)全盛時代に、東京のダーティー・サウス、町田市で生まれ育つ。90年代末からライター活動を開始。映画、音楽、文学からゴシップまで、クロスオーバーなジャンルでハスリングし続けている。著書に『インナー・シティ・ブルース』(スペースシャワーネットワーク、2019)、『サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画』(洋泉社、2017)、『あたしたちの未来はきっと』(タバブックス、2017)、共著に『ヤング・アダルトUSA』(DU BOOKS、2015)ほか。

「2019年 『文化系のためのヒップホップ入門3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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