gouki9999さんの感想
2016年10月17日
近年話題になっているマインドフルネスについて書かれた本。 ストレスマネジメントにいいかと思い、購入。 以下要点。 何かを考えている「心ここにあらず」の状態→言葉によって現実を知覚している。 心ここにあらずの状態から我に返るのがマインドフルネスの状態 体験の回避&反すうのサイクルが恐怖を作る 認知的フュージョン(考えていることと現実の混同)から脱する 体験の回避の逆がアクセプタンスと脱フュージョン 自分の思考と距離を置き、自分自身を観察する 下記が実際のマインドフルネス瞑想の手順 背筋を伸ばして座る 呼吸に伴う身体の動きに注意を向ける 雑念に引き込まれていることを感じ取ったら、ラベリングをして呼吸の感覚に戻る 自分の思考が葉っぱに流れていくように感じる 何冊か読んで考えがおぼろげにわかり始めてきたという感じ。 まだまだ日常にしっかり溶け込ませるにはワークをしっかりこなす必要がありそう。
熊野宏昭(くまの・ひろあき)…PART 3 早稲田大学人間科学学術院 教授 博士(医学) 【主著】 ストレスに負けない生活 ちくま新書 2007年 マインドフルネスそしてACTへ 星和書店 2011年 新世代の認知行動療法 日本評論社 2012年 認知行動療法入門(共著) 講談社 2017年 瞑想と意識の探求 サンガ新社 2022年 「2022年 『公認心理師のための「心理支援」講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」