ぼくらの感染症サバイバル 病に立ち向かった日本人の奮闘記

  • いろは出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866072463

作品紹介・あらすじ

日本の歴史のなかで、繰り返し人々を苦しめてきた感染症。
本書は時代ごとに区切って、その時代に猛威を振るった感染症をストーリー仕立てで、マンガや図解と共に解説。
当時の人々がどのように感染症と戦い、乗り越えてきたかについてフォーカスし、詳しく解説します。
小学生から中学生はもちろん、保護者の方、
新型コロナウィルスを契機に、感染症や医学史に興味を持った方にも入門書として読んでいただける内容です。
<あらすじ>
新型コロナ感染拡大により非常事態宣言下の現代。
感染症専門医の父をもつ主人公「穂波 一花」。
コロナ感染の怖れから、クラスメイトから心ない言葉をぶつけられる。そんなとき、女性のような見た目のなぞの男「オガタ」に出会う。二人はひょんなことから過去へタイムスリップ。そこでは、現代と同様、感染症に苦しみ、そして闘う人の姿が…。時代ごとに、見えない敵、感染症と戦い、多くの犠牲を出しながらその都度打ち勝ってきた
人たち。「乗り越えられない試練はない」ことを学んでいく。

感想・レビュー・書評

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  • すごくわかりやすくて面白い本でした。マンガはもちろんですが、文章の所も文字が多いけれど難しいことは書いてなくて、理解しやすかったです。年代は選ばなさそうですが、特に中高生が読むにはとても良いと思いました。

  • 感染症で歴史辿れます。
    コロンブス交換に代表されるような 戦争や支配での菌が持ち込まれることによって起こる感染拡大、井戸水による感染、ハンセン病の恐ろしい差別の歴史など、今までちゃんと知らなかったことがきちんと知れて良かった。

    エンデミック→エピデミック→パンデミックの流れとか、私はよく知らなかったのですが、みんな知ってる?
    超入門!って感じでテレビとかでやってくれるといい。知らないだけでやってるのかもだけど。

    小学生のころイタイイタイ病とか水俣病とか公害問題は習ったけど、感染症については学ばなかった。しかしこうやって学んでみると、感染症が歴史にもたらしたものはとてつもなく大きく、無視して歴史は語れるものではないことが分かったり

    私たちは歴史から学ばなければならない。
    問題意識を強く持ち、行動に変えていきたい。

  • 2022/04/22 更新

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