- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866251288
作品紹介・あらすじ
早大教授(暉峻康隆)と慶大教授(池田彌三郎)が主張した『女子大生亡国論』から50年経って、はたしてそれがどのような道をたどったのか、女子大生&女子学生の(被差別の)歴史を追いかけた集大成。
大学生活、課外活動、社会運動、学生運動、メディアでの発信、ミスコンや読者モデル、芸能活動などをとおして、女子学生が社会とどう向き合ってきたか、そこで理不尽なことに直面したとき、彼女たちはどう闘ってきたか。その全貌をはじめてあきらかにする。
感想・レビュー・書評
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27.
韓国文学や韓国の映像作品を観るうちに
韓国の民主化の歴史や女性蔑視の歴史について
自然と学んでいくこととなり
韓国の近年についてある程度勉強できた今、
「私は日本人だけど日本のことを知らない」
と思っていたところに
たまたま図書館で出会ったのがこの本だった
女子学生の歴史、学生運動、政治、芸術や文学まで
さまざまなメディアを用いながら記されていて
とても勉強になったし
今があるのは闘ってきた人たちがいるからであり
私たちも疑問や不満は声に出すべきだと
改めて感じされられました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女性教育会館パッケージ貸出図書(テーマ:大学生活)
2階 階段前に展示中(10-12月利用可能)
通常の貸出枠とは別に
一人 3冊・14日間まで貸出可 (学内者限定)
通常開館時間中に、1階カウンターで貸出返却手続きしてください -
「女子大生」には対称となる言葉がない。「男子大生」とはほとんど言わない。
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自分の4年間紆余曲折ありつつも大好きだったのだが、闘う同年代の言葉に涙が出る。
こんな熱量で戦えるのは大学生の今でこそだったかもしれないと思うと、少し後悔。 -
角度を変えてのルポルタージュ。「女」というフィルターを通すだけで、こんなに世の中の見方が変わるものかとびっくり。
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序章 世界中で女子学生は闘っている
第1章 2010年代後半、女子学生の怒り
第2章 女子学生怒りの源泉=「女子学生亡国論」の犯罪
第3章 女子学生、闘いの歴史―社会運動
第4章 女子学生の歴史1
第5章 女子学生の歴史2
第6章 女子学生の歴史3
第7章 女子学生の歴史4
第8章 ミスコンと読者モデル 華麗な舞台の実像と虚像
第9章 女子学生、就活での闘い
第10章 女子学生が文化を創造する -