小説版 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
- 文響社 (2021年1月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866512945
感想・レビュー・書評
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大変勉強になった。
お金について勉強するのに最初の一冊として最適だと思う。
本書に書かれていることを無意識または漠然と実践している人も多いと思うが、言葉にして書かれると説得力があった。
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古代都市バビロンは、当時、世界で最も裕福な都市であり、それを支えているのは、住民の金銭感覚の高さにあった。その中でも、バビロンで一番の大富豪であるアルカドは、元々は裕福な家庭育ちではなかったが、金貸しのアルガミシュから資産運用の方法を学び、富を築いた。
この本は、そのアルカドの話から、物語的に現在でも使えるマネーリテラシーを学ぶことができる。内容としては、難しくはなく、これからのお金の考え方について意識を変えながら実践できることばかりである。まずは、収入の十分の一を貯め、それを様々な形で運用していく方法が書かれた、マネーリテラシーの入門書ではないかと思う。 -
資産運用の勉強をしていく中で何度か書名に出くわしたので読んでみました。
蓄財・資産運用系の本を何冊か読んでいると目新しいことはないかと思います。
歴史に疎いせいか読むまで気づかなかったのですが、この物語はフィクションです。
この本の元ネタが一番最初に書かれたのは1926年頃とのことでバビロンの歴史には遠く及びません。
いにしえの時代から変わらない普遍的な蓄財術の本だと期待していたのでちょっと騙された気分でした。
そのせいなのか時代のスピードが速くなりすぎたせいなのか、いわゆるFIRE本では否定されている教訓もあります。
専門用語は全くと言っていいほど出てこないので資産運用や蓄財に興味を持った時の1冊目としてはありだと思います。 -
漫画版と迷いましたが、こちらの活字版でも十分楽しめました。
お金の話だけでなく、労働についても語られているところが良いですね。
労働を最良の友とし、前向きに働く。
そのたゆまぬ努力が多くの仲間を引き寄せる。
幸せに生きることにつながる数々の教訓を得ることができました。 -
資産形成の基本が古人の人達を例に描かれている。
1/10は貯蓄(投資)、2/10は借金返して、残りは生活費。
住まいを我が物とせよというのには、持ち家がいいのか?と考えさせられたが、自分好みにカスタマイズできればいーのかと理解。
チャンスは逃すな、その道に長けた人の教えを乞うこと、自分こそ最大の投資、労働を楽しめというかんじかな! -
10分の1を貯金。そして貯金を投資に回す。
どんなにつまらなくても自らに課した課題は最後までやり遂げること。そうすることで自信を身につく。 -
こういう本って説教くさくて(失礼)
あんまり頭に入ってこないんだけど、
これはするすると読めた。
乱暴な要約をすれば、
『倹約に努めて真面目に働き、賢者の声を聴け』
ってことなんだと思うけれど、
これが今も読まれているのは
それがいかに難しいことなのかを示していると思う。
最後の文でバビロンが今はなく、
当初はその存在すら知られていなかったことに驚いた。
これだけの文明のあった都市がどうして?と思ったら
余所者に侵略されて、街を捨てたとある。
結果、バビロンは崩壊した。
入れ物だけあっても、中身が伴わない限り存続は難しい。
本当に本著の内容のまま存在した都市、バビロン。
今お金持ちだと言われてる人たちが
その子孫だったりしたら面白いなぁ。 -
2022/6/12-15読了
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当たり前だけど難しいマネーリテラシーの基本!
現代にも通ずる「人類不変の知恵」を物語に紐付けて解説しています。
映像学科2年 -
自分のために支出する(収入の10%を貯蓄する)
90%以内で支出する 支出に優先順位をつける
貯めたお金に働かせる
収入の流れを太くする
自分の資産を守る