ガーランド -獣人オメガバース- 下 (ダリアシリーズ)

著者 :
制作 : 原作:羽純 ハナ 
  • フロンティアワークス
3.92
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本棚登録 : 86
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866573045

作品紹介・あらすじ

ダリアコミックス「レムナント-獣人オメガバース-」外伝!
ジュダの両親、ディエゴ×ジルの切なくも情熱的な物語が小説で登場!
羽純ハナ先生のイラスト・漫画も収録!

触れてほしいのは、発情のせいだけじゃない――。
貴族のハーレムにオメガを派遣する、ミュラー家に生まれたジルは、
落ちこぼれとして幼なじみの獣人貴族・アルバートのもとに嫁ぐことが決まっていた。
しかしある時、突然現れた国一番の獣人貴族、ジークフリード家の三男・ディエゴがジルを預かりたいと申し出る。
意思に関係なく派遣されることが決まり境遇を悲観するジルだったが、
思いがけず真摯に向き合おうとしてくれるディエゴの優しさに、一緒に過ごす時間を心待ちにするようになる。
そして、共に訪れた町の小さな宿屋でジルは初めての発情期を迎えてしまい――。
しかし、ディエゴの兄・トネリアはふたりの関係をよく思っておらず…。

感想・レビュー・書評

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  • お互い恋を知らないからこそ遠回りするけれど、だからこそ通じあう想いが美しいですね

    ジルが本当の自由の意味を学び
    ディエゴと本当の愛を知る

    オメガの自由な姿がその先の子どもたちに受け継がれたのねぇ。

  • 上下巻、最後まで一気に読めた。
    互いの気持ちを認め合い、一緒に生きていこうと一生懸命なディエゴとジル。アルバートは可哀想だけど、ふたりはきちんとアルバートと向き合おうとしていたのでNTRのような不快感はなかった。
    原作で二人のことは分かっているが、末長く幸せになって欲しい。
    アルバートにも。

  • ディエゴがジルのことをとにかく大切にしたい。と思っているのはよく分かるのに、張本人のジルには伝わらない。そんな状況が悲しくなる。ジルが自分のことを大切にしていないからだと思うから。それでもどんどんお互いに惹かれ合う2人は、見ていて楽しかった。気持ちがちゃんと通じ合えば、ずっと幸せにくらしていく家族になりそう。

  • オメガとしてはちょっぴり変わったジルでしたが、相手がディエゴでよかった。アルバートもジルのこと大事だったんだろうけど、ジルの望む形じゃなかったんだな…。でもなんかアルバート切ない~。レムナント読み直したらもっとおもしろいんじゃないかなと思いました。

  • 展開もとてもよかった。最後の駆け上がるとこは、もうちょっと緻密に作り上げてもよかったかなとは思うけど、割と王道な展開だけど、それでも面白く読めたのは、葵居先生の力と、設定そのものの世界観の力だな〜。素晴らしい。

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著者プロフィール

葵居ゆゆ Yuyu Aoi
6月生まれ、かに座。『はちみつハニー』でデビュー。
今回はプレイ資料としていろんなお道具を調べたので、検索履歴が楽しい感じになりました。

「2022年 『僕は王様おまえは下僕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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