波風を立てない仕事のルール ~「逆説」の働き方指南

著者 :
  • きずな出版
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本棚登録 : 47
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866630748

感想・レビュー・書評

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  • 本書はビジネス書にありがちな「成功をおさめる」「出世する」といった
    イケイケ系の内容ではなく、ゆるりと生き抜く知恵が書かれています。

    日常起こりうる様々なトラブルにつぶされないために、
    トラブルにそなえて日頃から心がけることや、
    トラブルが発生した時、どうかわし(あるいはトラブルを利用し)、
    切り抜けていくためのテクニックが満載です。

    ビジネスマン向けに書かれた作品ではありますが、
    理不尽なことやちょっとしたトラブルは「会社」に限らずあちこちにあり、
    「町内会」「マンションの自治会」「PTA」「子どもの習い事のグループ」
    「趣味のサークル」等々、さまざまな場面で活用できるものだと思います。

    まだ社会人になりたての人には特におすすめです。
    社会に出て初めて直面する事象に思い悩むこともあるでしょう。
    本書は対応の失敗例、成功例、筆者自身の体験談などもあり、
    イメージしやすく、わかりやすい文章なので、
    肩肘張らずに読むことができ、多くの教訓が得られます。

    表紙や章の区切りに描かれている猫のイラストもゆるい感じで癒されます。
    リラックスしながらゆるりと生き抜く知恵を得られる良書です。

  • 事実はそのまま伝えないなど、そうだよなと思うこともあった。
    ゴマすりも極めれば嫌味にならないってそうだけど、極めるまでの技術の向上が大変で、簡単にはいかないと思った。人を褒めればいいと思っている人も多いが、決してそうではないと思う。褒める時には適切な事柄とタイミングがあると思う。それを外してしまうと間違った行動が強化されてしまい、その後自分が大変になってくると思っている。また、本当にほめたい時に、この人誰にでもほめるからねーとそれを信頼してもらえなくなる。

    苦労アピールはしないとか、根回しだと感じさせない根回しっていいなって思った。
    ⚪︎⚪︎さんには事前に相談しておいたほうがいいと思いましてって使えるかな、どうかな。上手く使ってみたい。いつか。

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著者プロフィール

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員。
東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。
現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎元首相夫人)を運営している。NHK、民放のTV出演、協力多数。
また、コラムニストとして、朝日新聞「telling,」「オトナンサー」「アゴラ」「J-cast」で執筆中。著書は『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』(三笠書房)、『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など10冊以上。

「2021年 『100万PV連発のコラムニスト直伝「バズる文章」のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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