【小説27巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身6」

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  • TOブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866992419

感想・レビュー・書評

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  • 初の本音で話し合えるエルヴィーラとの母娘の会話が泣ける。
    一歩引いて公平に物事を考えられるフロレンツィアも、ローゼマインのことをちゃんと心配しているし。ヴィルフリートやシャルロッテのことも。
    麗乃時代から4人のお母さんがいて、どの母も優しいだけじゃない、欠点を教えてくれて、それも含めて愛してくれて。
    今回はほんと母娘の話ですね。

    リーゼレータの婚約破棄の裏側と、なんといってもハルトムートの裏がおもしろかった!

  • 基本的には日常回ですね。ちょっとだけ中だるみな気分になります。

  • 引き継ぎに追われるローゼマイン。エルヴィーラの母としての愛情と心配に思わず涙が溢れた。リーゼレータとのやりとりがとても微笑ましくて好きな場面です。ローゼマインが着々と引き継ぎに動く裏でアーレンスバッハの動きが怪しくてずっと怖い。

  • フェルディナンド出てきたもののあまり活躍なし・・・、ランツェナーヴェの怪しい男が出てきたな、ディートリンデの間男?エルヴィーラの愛情深さに感動、フェルディナンドがマインの預け先にカルステッドを選んだのはカルステッドだけじゃなくエルヴィーラのことも信用してたからなんだな(三兄弟ももちろんだけど)ディルクがすっかり大きくしっかり者に育ってた、申し訳ないけどカミルより好きだな。トゥーリとルッツが婚約、まぁ秘密を共有する同士安全よね。

  • 僕の中でこの本の1番に良いなと思った所は、265ページのローゼマインがコピーする呪文を作った所です。そこのどこが良かったかと言うと、265ページ、14行から17行までのローゼマインの、最初は写本ができると思ってウキウキしていたのに、魔紙に書かれた魔力のインクじゃないとコピーできないと知って、一気に落ち込んだことです。

  • フェルディナンドさまを救え!

  • 旧ヴェローニカ派の子供たちでも、貴族院にいた面々はあらかじめ知らされていて、時間をかけて受け容れる心づもりをしていたのは分かる。一方で、入学前特に洗礼式前の幼い子たちには不意打ちで庇護者を喪ったのだから、領主一族に対する心持ちも異なるという話になったのは、まあ道理ではある。

  • エルヴィーラとの隠し部屋での話し合いのシーンはどうしても泣いてしまいます。母と子のふれあいが、ローゼマインに対する普段は見せない慈愛がほんとうにすてきで…リーゼレータの公開告白も好きなシーンです(笑)ルッツとトゥーリの淡い恋みたいな関係もかわいくてニヤニヤが止まりません。単行本に収録される短編のおかげで本編だけではわからなかった場面が描写されやっと謎が解けた部分が今回もたくさんありました。ローゼマインは意図的にいろんなものを見ないようにしてるんでしょうね…。ティートリンデのあのパッパラパー具合はなんとかならないんですかね。ジルヴェスターとゲオルギーネの戦いが見られるのも単行本ならではで楽しいです。

  • ヴィルフリート落ち着いたかな。久々に仲良し兄弟が戻って来た。
    エルヴィーラ、素敵。

  • エピローグの
    下町側の視点が好き
    今までずっと貴族側の物語が続いていただけに
    視点が切り替わる物語だからこその下町視点が入る安心感
    どこでも不穏なことはあるのに
    未来に希望があるような物語
    三年が一年になるつもりで
    ついていくために進んでいく
    もともと生まれた地にいる時間が短くなっていたからこそ
    どの場所にいたとしても
    やっていける
    明かされないことは
    明かされないこととして
    できることを
    積み重ねていく

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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