作品紹介・あらすじ
無類力士・雷電為右衛門VS最強破壊神・シヴァの第五回戦堂々決着!!自身の悲哀な過去を超え、最強の一撃を放つ雷電。対するシヴァも己の限界を超え、未到の領域へと足を踏み入れる!人類と神、命を燃やし闘う二人の漢が迎えた壮絶な結末とはーー?
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
無類力士・雷電為右衛門VS最強破壊神・シヴァの第五回戦堂々決着!!自身の悲哀な過去を超え、最強の一撃を放つ雷電。対するシヴァも己の限界を超え、未到の領域へと足を踏み入れる!人類と神、命を燃やし闘う二人の漢が迎えた壮絶な結末とはーー?
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感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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雷電vsシヴァの喧嘩、ここに決着!!
ただ、一言、凄かった、としか言えない内容と結果でしたね。
ただただ、とんでもなかったです。
この『終末のワルキューレ』は、バトル漫画の中でも、相当にハイレベルな作品であるのは、(1)の時点から、読み手の全てが理解していました、本能的に。
ただ、その理解が、まだまだ、浅かったことを私は、この(10)で思い知らされました。
当然と言えば当然なんでしょうが、全く、限界なんて迎えていなかったんですね、この『終末のワルキューレ』
何が怖いって、この時点で、相当に熱いのに、まだ、上がるな、と予感、いえ、確信させるところですよ。
けど、「怖い」よりも「楽しみ」が勝ってしまうあたり、私も、やっぱり、漫画読みなんでしょう。
これほど、面白さが止まらない漫画を、心の底から「大好き」と言えるなら、私は赤の他人に、いくら、バカにされても、全く気になりませんね。
さぁ、次の戦いは、どんな組み合わせになるんだろう。もっと、私をワクワクさせてください!! 心の筋肉をバンプアップさせ、心を炭化するまで燃やさせてください!!
この台詞を引用に選んだのは、雷電が、誰しもが認める最強の力士である、と証明している、と感じたからです。
大雑把に纏めてしまうと失礼に当たるのでしょうけど、これは、やはり、「愛」と呼ぶべきものです。
カッコいいものですよね、自分が愛するものの為に全力を出せる事が何よりも嬉しい、と笑う男は。
スルーズが惚れこむのも納得です。
なれそうにない、と判っていても、憧れちゃいます、男として。
「やっと・・・やっとなんだよ・・・裏切り続けてきた大好きな“相撲”を・・・本気“ガチンコ”で取れるんだ・・・・・・・・・頼む・・・ワシの体を・・・いや、命も全部、この一番に懸けたい・・・なにせよ、ワシぁ、力士だからな」(by雷電為右衛門)
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息子から渡された漫画。
腕1本失くしたとはいえやる気満々のシヴァ、
独特のリズムに乗っての攻撃、
シヴァの連撃が止まらない!!
しかしこの事により本気で相撲が取れると喜ぶ雷電…
なぜ喜ぶのか?
ここで幼少の頃、
そして江戸に出て相撲取りになり、
全力を出し切らないまま土俵を去った過去が…思い起こされる。
しかし、
この場では思いきり自分の力を出して相撲ができる!!
封印してた技をシヴァに放つ。
かたや印度神界の皆の想いを背負ったシヴァも
最後に自分のまだ見ぬ力を開放する。
ここにシヴァvs雷電為右衛門、完全決着!!
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面白い。雷電為右衛門格好良い!ファン爆増?(笑)。鉄砲極みの型!は痺れた。しかし結末は!?
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衝撃的な結末。
正直この流れなら雷電の勝利、あるいは相討ちを予想していたけれども、そういう勝敗抜きにしてラストは衝撃的。
随所に挟まれる回想シーンが実に効果的だったと思う。
また、出場選手登録外のヘルメスは相変わらず不気味で、登録外だからといって到底勝負に関与しないとも思えず、今後どうラグナロクに絡んでくるのかが気になる。
そして、次はいよいよ神側?は半グレ釈迦登場。いったいどうなるのか!?
著者プロフィール
アジチカ: 『嶌国のスバル』(講談社)作画担当(カトウチカ名義)。高い熱量を持つ絵柄は読者の心を熱くする。小5男子を心に飼っている。
「2020年 『終末のワルキューレ』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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