ありのまま子育て

著者 :
  • 赤ちゃんとママ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870140967

作品紹介・あらすじ

子どもをありのまま受け止めることが子育てを楽しむ秘訣。38年の保育士としての経験と28年の母としての思いがつまったお母さんたちへのメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 頑張りすぎてイライラした親より、多少手を抜いててものんびり構えた親の方が、子供は好き。
    のんびりと「今」を大事に育てる。

    ・子育てはできない子供をできるようにさせていくのではなく、元々育ちたがっている子供の手助けと応援をすること。

    ・親の役割は、子供に、社会の中で意味ある重要な存在だと日々の生活を通して伝えること。

    ・褒める時は評価(上手)ではなく感想(素敵、など)を。

    ・怒りそうになったら悪意に取らず、子供の気持ちになって考える。何度言っても繰り返す場合、やってはいけない理由が伝わっていない。

    ・信頼されれば信頼できる人に、悪く疑われればそのような人に育つ。

    ・子供の思いが尊重されたかどうかが重要。尊重すれば信頼の積立貯金ができる。

    ・コミュニケーション力は自分の気持ちを殺して他者に合わせることではなく、自分と相手の思いを調整する力。そのような力は経験を通じて時間をかけて育つ。

    ・過去や未来ではなく、今を大事にする積み重ねが成長につながる。

    ・凶悪犯罪者は、素直な自分の感情を受け止めてもらえなかったことで他者への信頼感が育ち損ねたまま成長し、平気で人の命を奪うことに結びついたケースが多い。

  • 子どもはせっかち母さんよりものんびり母さんがよい。
    子育ては、こどものためだけでなく、大人が真っ当な大人になっていくための修行。


    エピソードやひとつひとつの言葉が心に染み込む一冊。
    育児に悩んだら読み返したい本。

  • 題名に惹かれ、図書館で手に取ってみました。
    とても0歳児の子育て真っ最中の自分に刺さる言葉ばかりで、手にとってよかったです。
    育て急がず、頑張りすぎず、のんびり母さんで子どもと向き合っていきたいと思います。

  • 母になる前の今、子育てに関する本を読みたくて借りてきた。
    頑張らない育児をしたい、けど、たまには頑張らないと☹️
    自分の子供がどんな風に育って欲しいか、あれこれ考えてます。

  • NHK「すくすく子育て」によく出てる保育士の井桁さんが子育てをがんばるお母さんに向けた本。
    「頑張らない子育てを」実践するために、エピソードを交えて、子育てに挑む考え方を柔軟にしてくれるような本。
    井桁さんが子供をとても信頼してることが伝わってくるエピソードがたくさんあった。「幼い子どもは、義理がたい人たちで、信頼に値する存在です」って言葉が印象的。
    評価を気にする子供にならないように、子供のすることに「上手だね」とかじゃなくて、感じたことを伝えるってのを実践していきたい。

  • 産後の母親はホルモンの影響で別人になっている。その事を理解し、支える。

    生物学的にも、人間の赤ちゃんはお母さん一人で育てる様にはなっていない。

    大人の価値観を押し付けず、失敗しても自己肯定感を感じられる子に育てよう。

  • さっと手に取って簡単に読めるものを探しているときに見つけました。章のタイトルにもなっていますが、「大切なのは今を積み重ねること」「「いい親」ってなんだろう」「ほめることの意味」など、自然体で子どもを受け入れるということを考えさせてくれる1冊ではないかと思います。

  • 2015/2/5 読了(2015-001)

  • すくすく子育ては見たことがないんだけど、気になって借りてみました。表紙の絵がとっても柔らかくてかわいい。そして、内容も、この表紙の通り、リラックスして子育てに向かえるような内容でした。
    すぐに読めるので、夫婦で読んでみてもいいかも。

  • 身に入らなかった

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著者プロフィール

井桁容子(いげた ようこ)
非営利団体コドモノミカタ代表理事。東京家政大学ナースリールームで42年間、0・1・2歳児の保育に携わる。退職後は乳幼児教育実践研究家として、全国での保育者対象の研修会や園のコンサルティングを通じて、0・1・2歳児保育の質の底上げに奔走。著書多数、「すくすく子育て」(NHK Eテレ)などテレビ出演も多数。

「2022年 『子ども主体で考える かみつき・ひっかき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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