ムッシュ・ムニエルのサーカス

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  • 絵本館
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871101349

感想・レビュー・書評

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  • とにかく面白い。サ―カスのお客さんの一人一人の表情を見るのもおもしろかった。最後には月まで飛ばされて、またあおうで終わる。「ムッシュ・ムニエルとおつきさま」につづくような感じ。

  • パパ購入

    ムッシュムニエルシリーズ
    サーカスで色々変身
    おまじないがうまく読めない!

  • やぎのムッシュ・ムニエルは手品師ではなく、偉大な魔術師です。何が起きても最後には丸くおさめているので、さすがです。でもちょっぴりドジ。手品と違って魔術には種も仕掛けもありません。
    隣の人とおしゃべりをしながらショーを観覧していたら、見所を見逃してしまうかもしれません。いや、しゃべっていなくとも、天井と床を同時に見ることのできる幅広い視野を持っていないと、魔術の全貌を把握することはできないでしょう。
    だから〈みなさま、よーく ごらんくださいまし。〉
    ありきたりな綱渡りや空中ブランコに飽きてしまった人なら、なおさら。

  • ムニエルの魔法ではちゃめちゃになっていく様子が楽しいです。

  • 魔術師のムッシュ・ムニエルが魔法のパイに乗って遊園地の空を飛んでいたけれど、うっかりしてサーカスの手品師の上に落ちてしまう。
    落ちた衝撃で手品師の商売道具の帽子の中身の動物たちが逃げ出してしまう。
    これでは手品が出来ない、と困る手品師を見て、ムッシュ・ムニエルは自分が代わりのサーカスに出よう、と言う。
    サーカスのステージで呪文を唱えるムッシュ・ムニエル。
    失敗して、お客さんが卵になってしまう。
    それを直そうと呪文を唱えると、お客さんはもとに戻るけれど、今度は空中ブランコの人が象になってしまう。
    また呪文を唱えると空中ブランコの人は元に戻るけれど、今度は綱渡りの女の人の足がとても長くなってしまう。
    それを直すと今度は火の輪くぐりのライオンがカエルになってしまう。
    慌てて直すとムッシュ・ムニエルがボールになってしまう。
    さっきから失敗ばかりするムッシュ・ムニエルにしびれを切らしていたサーカスの団長は砲台にムッシュ・ムニエルだったボールを詰め、空えと打ち上げるのだった。
    サーカスのテントから飛び出たところでムッシュ・ムニエルは元の姿に戻る…。

    ムッシュ・ムニエルという名前は有名だけれど、読んだのは初めて。
    シリーズ何冊目なのかな。
    ムッシュ・ムニエルという名前のように、呪文も韻を踏んだ不思議な単語で構成されている。
    でたらめな言葉から、存在する単語まで。
    本当に呪文みたいで面白い。

    サーカスの団長がしめた、と追い出す落ちが笑える。

  • う~ん,なんか反応がイマイチだった印象。
    読み聞かせる相手を間違ったかな。

  • 呪文が最高。
    「ザンギリモズク、ナガモズク、ウミノモクズ」とか、
    「アンチモニー、アンチノミー」(と読むと毎回アベノミクスを思いだす。本作がけがれる)とか。
    娘も大喜び。あと、「まあ、あたしのあんよちゃん」というセリフもお気に入り。

    佐々木マキの昔の漫画は、すごいと思っても好きにはなれないけれど、絵本はどれもすばらしい。完全なナンセンスより、センスを少々振りかけたほうが断然いい。

  • 2011年度 きらきら

  • おっちょこちょいのムッシュ・ムニエル、シリーズ2作目。サーカスにやってきたムニエルさん、魔法の呪文で手品師の代役をつとめますが、かえって会場は大混乱に…。絵の構図と配色がきれいな絵本です。

  • 摩訶不思議なムッシュ・ムニエルの世界。親しみやすい絵、読みやすい文、心地の良いテンポは佐々木マキさんの真骨頂。読み聞かせではムニエルの魔法がどう作用したかわかるようにゆっくり読みましょう

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著者プロフィール

1946年兵庫県神戸市生まれ。マンガ家、絵本作家、イラストレーター。1966年「ガロ」「朝日ジャーナル」を中心に自由で実験的なマンガを立て続けに発表。1973年、福音館書店より『やっぱりおおかみ』を刊行。「こどものとも」などで独創的な絵本を多数発表する。マンガ作品集に『佐々木マキ作品集』『ピクルス街異聞』『佐々木マキのナンセンサス世界』『うみべのまち』。絵本に『やっぱりおおかみ』『ねむいねむいねずみ』『ぶたのたね』『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』『おばけのばむけ』ほか多数。エッセイ集に『ノー・シューズ』がある。京都市在住。

「2016年 『村上春樹とイラストレーター 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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