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- / ISBN・EAN: 9784871187916
感想・レビュー・書評
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その生き血を飲めば、不老不死になれるとされる不死鳥をめぐる物語、火の鳥、全巻を読んだ。
手塚治虫が漫画の神様と言われるのもわかる。
こんなにも壮大な漫画がすでに1950年代から作られ始めていたのだから、現代日本の漫画が文化と形容される程に発展しているのも納得がいく。
読み終わって最初に思った事は、何でこんな物を一人の人間が描けたの!?ってことだった。
生命、宇宙、過去、未来、宗教、国家..。
この漫画を通して、そんな壮大なテーマを初めて感じだ子供も昔は多かったのかもしれない。今読んでも全く色褪せないストーリーは、今の子供達にもお勧めしたい。放射能に汚染された未来の世界が出てくる場面なんかは今読んだ方が恐ろしいだろう。
時空を超えて展開されるストリーは、それぞれ○○編として別れている。自分が一番好きなのは鳳凰編。
仏師、我王と茜丸の人生がジェットコースターの様に上下しながら突き進み交錯していく様は圧巻で、のめり込むように読んだ
どうして、一人の人間がこんなものを描けたのか?
手塚治虫という人物について、もっと知りたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生の頃、学校の図書館におかれた唯一の漫画でした。私はこのシリーズで、人間のおろかさとはかなさと命の大切さを学びました。宇宙編が個人的にはとても印象に残っています。人間に必ず訪れる死・・・、人間が死ななくなったら一体どうなるんだろう?火の鳥から得られるという永遠の命をもとめて人間たちが翻弄させられる物語。名作です。
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映画『クラウド アトラス』観て、『火の鳥』に似ているとの意見があったので読んでみました。
壮大な世界観に圧倒されて、ただただ打ちひしがれました。こんなに素晴らしい作品が存在していて出会えた事が、とても幸せに思えます。
人間の愚かさと生きる意味。生命ってなんだんだろう、という問いを投げかけ続けてくる物語です。
様々なタイプの物語が各年代にあり、少しづつ登場人物やエピソードが関連してくるので引き込まれるようにして読みました。
20年くらい前に少し読んだ時は絵が苦手だったのですが、今になってみるとすごく魅力的な絵です。特に子供の絵などはとても可愛らしくて、見入ってしまほどでした。女性の絵もとてもフェミニンです。 -
小学生の頃は難しくて理解できなかったが、大人になってから読むと圧倒的に面白い!
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これは自分にとってホント衝撃的な漫画。
小さい時に見た鳳凰編 我王のアニメも一生忘れないと思います。
震えたぜハートッ! -
実は手塚治虫は未来からやって来たんじゃないか?と思うほど、未来の事を予測している。だけでなく過去についてもまさに、自分が行って来たように描かれている。コミカルにしかし、胸を打つ。愛、友情、使い古された割には何より重要なものは、時代を超えてもより大切に思える。もう一度読み直してください。まだ読んでいない人は運がいい。こんな素晴らしい世界をこれから体験できるのだから。そして悲観しないで欲しい。未来は自分の力で悲惨にも素晴らしくもなるのだから。
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手塚先生の後世まで語り継ぐべき不朽の名作。
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手塚治虫が描き終えないまま終わっている火の鳥ですが、未来編、ヤマト編、宇宙編等、どれも生命にまつわる壮大なスケールで描かれたすばらしい本です。人の命に対する考えや、愛や、悪、すべてがこの火の鳥の中に収められています。
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「火の鳥《オリジナル版》復刻大全集 全12巻」なる本が出ているのですが、9万8千700円。。。欲しいけど無理。「火の鳥《オリジナル版》復刻大全集 全12巻」なる本が出ているのですが、9万8千700円。。。欲しいけど無理。2012/06/26
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「下手な小説よりも面白い!」
友達が言っていたのを思い出します。
永遠の命とは何か。
生きるとは何か。
哲学のヒントが詰まったシリーズです。
全てが世に出なかったのがとても惜しいです。 -
敢えて読み返さない
簡単に何回も読み返したくないから
漫画で一番面白い。
絶対に越えられない壁を感じる