ヒトラーとバイロイト音楽祭 ヴィニフレートワーグナーの生涯 上 戦前編 1897-1938 (叢書・20世紀の芸術と文学)

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  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871985673

作品紹介・あらすじ

ワーグナー家の家長として、4人の子の母として、そして1930年から1944年までのバイロイト音楽祭総監督として、激動の20世紀ドイツを生き抜いた女性、ヴィニフレート・ワーグナー。本書は、この女性の観点から、第一次世界大戦と1923年のヒトラーの叛乱、それに続く、政権掌握、「レーム虐殺」、ドルフースの謀殺、スペイン内乱、迫害の夜、ズデーテン地方の危機、第二次世界大戦勃発直前の日常、大戦の様相、空爆、戦後の非ナチ化など様々な出来事を叙述。1897年から1980年にいたるヴィニフレートの生涯は、20世紀全体を映し出す。

著者プロフィール

 ウィーン在住の歴史研究家。1940年、ドイツ・エッセン生まれ。ミュンスター大学とウィーン大学で歴史学とドイツ文学を学び、博士号を取得。オーストリア史に関する著作が多数あり、19世紀後半のオーストリアとウィーンを最もよく知る一人。著書:『伝記 モーツァルト――その奇跡の生涯』(邦訳:池田香代子訳、偕成社、1991年)『ヒトラーとバイロイト音楽祭 ヴィニフレート・ワーグナーの生涯(上・下)』(邦訳:吉田真監訳・鶴見真理訳、アルファベータ、2010年)、『エリザベート――美しき皇妃の伝説(上・下)』(邦訳:中村康之訳、朝日文庫、2005年)など。

「2016年 『平和のために捧げた生涯 ベルタ・フォン・ズットナー伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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