猫の不完全な飼い方

著者 : 城崎哲

• 太田出版 (2002年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

猫が鳴いて喜ぶ情報満載。獣医やペット用品メーカーが、お金を使わせようとして押し付けてくる"理想的"で"完全な"飼い方という幻想をうのみにせず、本当の意味で猫と飼い主のためになる飼い方を明かす画期的「猫飼いマニュアル」。獣医が教えてくれない、飼育書にもペット雑誌にも書いてない情報満載。

感想・レビュー・書評

[gabrielpetajirioさんの感想 · 2020年6月12日]

ーー人間に完全な生き方がないのと同じように、猫にも完全な飼い方などない。メーカーや獣医からの情報を鵜呑みにして誤った「完全」を目指すくらいなら、むしろ最初から「不完全」を目指したほうがいいーーというスタンスで書かれた本。

初めて飼う一人っ子のうちの猫の心配ばかりしている私も、飼育書どおりの理想的な飼い方を求めて、かえって猫に迷惑をかけてしまっているのでは？と不完全な飼い方なるものを学ぶべく読み始める。

読むにつれて、「な〜んだ、それでいいんだ！」と気持ちが楽になっていく。そういえば子育ての時も、最初の子の時は力が入りすぎてたな〜と思い、猫も3人目の子育てのつもりでのんびり行こう！と決意しました。

[こりんさんの感想 · 2010年10月19日]

いずれ猫ちゃんがうちに来たときのためにストック。読むだけで家に猫がいるっていう妄想に浸れるぐらいリアル。

[hananekoさんの感想 · 2009年8月30日]

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[ひまねねさんの感想 · 2008年7月9日]

ねこ専門のライターではない方が、満足出来るねこの飼育書が無かったので自分で執筆してしまえと書いた本。
よく書店の棚に置いてある飼育書よりは現実的な内容で参考になりました。

[cipherさんの感想 · 2007年11月25日]

猫の飼い方の本ではかなり実際的な本じゃないかと思います。トイレのしつけ方からシャワーの仕方から獣医さんに連れて行くタイミングから…　　うん、猫飼いたい。

著者プロフィール

城崎 哲（じょうさき てつ）
1959年栃木県生。千葉大学工学部卒。日経BP社の科学技術情報誌のスタッフライター、『競馬最強の法則』編集者を経てフリーライターに。『競馬王』にて『コースの鬼！』シリーズを執筆し、競馬場・コース分析の第一人者として知られるようになる。『カリスマ装蹄師西内壮の競馬技術』(白夜書房刊)で2007年JRA賞馬事文化賞を受賞。

「2020年 『AI競馬 人工知能は馬券を制することができるか？』 で使われていた紹介文から引用しています。」