- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872338430
作品紹介・あらすじ
極彩色のアジア紀行。アジアに恋して、旅に出る。
感想・レビュー・書評
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なんというか、とりとめのないエッセー集。写真と本文はほぼ関連なし。装幀とタイトルに釣られて買ってしまった一冊。
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様々な方向からアプローチされたアジア。
私のアジア熱も、刺激されて高まるばかり。 -
アジアに魅了され、格安航空券を手に入れてはアジア各国を旅した著者の紀行文だ。
旅行記、とするには著者自身の思い出や感情が滲み過ぎていて、旅に対してあまりにも「自分」が過多であり、鼻につく。
ちょうどその対極のスタンスにある(だが没個性ということでは決してない)村上春樹の旅行記を読んだばかりだったので、なおさら気になったのかもしれない。
旅は究極的に個人のものであり、その個の体験が面白さなのはわかるが、個人が表に出過ぎるのはどうも苦手だ。 -
自分にはこの人の文体が合わないのかな。
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私は旅に恋をした。
そんな私を満たしてくれた、この本は私の宝物
アジアの湿気や甘すぎるあの甘味まで蘇る。
あの空は、こんなに重たそうじゃなかったよね -
中上 紀さん。