奇人画報 (Fx COMICS)

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 107
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872338454

感想・レビュー・書評

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  • 駕籠さんを人におすすめしたい時に貸す1冊

    お話おもしろいしよみやすいです!

  • 特殊愛好短編集。
    「あつめもの」シリーズ全6話と「はらきり」「隔靴掻痒」「大聖夜」以上4編。

  • 蒐集癖(あえてこっちの字で)のコレクター。
    集めているものは、オーラルをさせたときの女の子の写真、女の子の吐しゃ物や、あるいは流行の女の子をイかせるゲームのカード。
    集めれば集めるほど、嵌っていく駕籠ワールド!!
    これはいい。

  • 表現が好きとか話が好きとかってのを超えて、「伝わってくる作者の心」が好きだと思えた。

    でも、他人にはオススメ出来ない;

  • 奇人の画報です^^
    駕籠真太郎の本です。私は大好きなのですが、これは相当好き嫌いが別れると思います。
    内臓出てるけど、こんなブラックユーモアが大好きです。

  • グロテスク苦手な人は読めないかと。
    やっぱり好き。
    お話の内容は淡々としてるというか…うん、グロテスクだけどシュールと言うか。

  • 近隣の収集癖な人には注意せよ。

  • 近年過激化するTikTokなどでの「チャレンジ動画」ですが、どうもこういう風潮を見聞きする度に、本作品中の『はらきり』が思い出されます。この作品は駕籠先生の先見の明、というか顛末みたいな世界線で、女子高生は「はらわた」をぶちまけないと「ノリが悪い」といじめられてしまう笑 そら恐ろしささえあります。

    これは繰り返し感じる駕籠先生の特徴ですが、このともすればギャグに限りなく近い極端な、肥大する妄想が、それだけで終わらずに圧倒的な画力と構成力でこれでもかと肉薄してくる感じ。私なんかはゲラゲラ笑いながら読んだりもしますが、ふと耳をすませば、恐ろしい谺が聞こえてくる…みたいな。ぺろっとなにかが見えてしまった、みたいな…それこそぶちまけられる「はらわた」みたいな…
    …まぁ、とにかく好きなんですわ

    個人的に好きな作品は、前述の『はらきり』と、シュールなレトリックに富んだ『あつめもの 3』ですかねぇ

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著者プロフィール

駕籠真太郎(かご しんたろう)
奇想漫画家を自称しており、エロ、グロテスク、猟奇、スカトロ、ホラーといったサブジャンルに留まらず、人間という存在を弄り倒す人体改造や人体破壊をネタに狂気的な世界を描いている。
ソ連や太平洋戦争を扱うこともあるが、それらのジャンルを下敷きにしたSFやメタフィクション的な構成をもっとも得意とし、「駅前花嫁」などのように作風的にはブラックユーモア、毒のある笑いが中心的である。
2002年からはイベントに参加したり個展を開くなど活動の幅を広げ、不道徳な排泄物を精力的に展示している。
2010年『フラクション』で第三回世界バカミス☆アワードを受賞。
2013年、第19回『Salon del MANGA de BARCELONA(スペイン)』で、スペイン漫画界で貢献度&話題性の高かった日本漫画家として受賞するなど海外での評価も高い。
2014年、LA出身アーティストのフライング・ロータス「You're Dead!」のアートワークを手がける。
現在では青林工藝舎の漫画雑誌『アックス』を中心にアブノーマルな作品を発表している。

「2023年 『駕籠真太郎画集 死詩累々[新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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