- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872578669
感想・レビュー・書評
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宮沢賢治の超有名作品。幻想的な話だと思って読んでみると、やっばり幻想的な気持ちにさせられる不思議な話だった。
主人公のジョバンニは虐められっ子である日に銀河鉄道に乗車する。初めは楽しんで乗っていたが、死んだ人が乗る列車だという事を分かってしまう。
切符を渡した謎の男と最後に列車の中でお話して、ジョバンニは銀河鉄道に一緒乗った死んだ親友カンパレルラの分も幸せに生きると言って、列車から追い出されて現実の世界に生きるという話。
謎の男はジョバンニが現実て生きるのが大変だから、死者が乗る鉄道の切符を渡したのではないかと思う。でもジョバンニは生きる事を選んだので現実に戻されてた。幻想的な話で有名な作品なので、この本で概略をつかめたのはよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たくさんある中で有名だけどどんな話か説明しろと言われたらできない『銀河鉄道の夜』を選びました。また、絵がすっきりしていて読みやすそうだと思ったのも手に取った理由の一つです。
実際読んでみて、あっというまでした。朝学校で読み始め、放課後には図書室に返却するという、すごくサクサクと読み進めることができました。
祭の日に、ある男性から「これを持っていればどこへでも行くことができる」と特殊な切符を渡されたジョバンニは、ふと気がつくと宇宙を走る銀河鉄道に乗っていた。他の乗客を見て、死者を運ぶ汽車だと知ったジョバンニは戸惑う。そこでジョバンニは親友のカムパネルラを見つけるものの、現実世界ではカムパネルラは川で溺れて沈んでしまっていたのだ。
「どこへでも行ける」特殊な切符を持っていたジョバンニは生死の境にいたのだ。カムパネルラの想いを汲み、現実世界へ帰る覚悟を決めたジョバンニはー -
2014.12 市立図書館
漫画なのでよくわかる。 -
沢山悩んで沢山苦しみ、それを何べんも繰り返して、あらゆる人の一番の幸福を探すんだ。201412
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ブックオフで読んだ。昔銀河鉄道の夜を読んだけど、どんなストーリーだったかなあ?と思って読む。ジョバンニの勇気、カムパネルラの勇気。これの舞台はどこだろう?ロシアっぽい。宮沢賢治さんの、友情。確かにこれは教科書に載る、道徳的ストーリー。カムパネルラとジョバンニの友情に、ブックオフで感動しました。
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有名な作品のマンガ化ではあるが、決してファンタジーだけではないのが宮沢賢治作品という気がする。
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おすすめ度:85点
原著を読んだ時に、頭で描けなかったシーンが映像化された。
主人公の少年の心細い不安な心理も、その表情から見事に表現されている。 -
宮澤賢治の本って、なんとなく苦手意識があったのだけれども、まんがなら読めるかなと思い購入。
内容の大体が把握できたから、今度は小説に挑戦したいと思ってます。