図解 きほんからわかる「モチベーション」理論 (East Press Business)
- イースト・プレス (2008年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872579529
感想・レビュー・書評
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モチベーションに関する複数の理論が見やすくまとまっていて、復習に向いてる。
1.欲求5段階説(アブラハム・マズロー)
「人間の心に潜む5つの段階的な欲求」
2.X理論・Y理論(ダグラス・マクレガー)
「北風による強制か、太陽による内発か」
ピグマリオン効果「期待することで相手が期待に応える」
3.2要因理論(フレデリック・ハーズバーグ)
「やる気にさせる達成感、不満にさせない給料」
4.公平理論(アダムス)
「社会的比較がモチベーションに影響」
5.目標設定理論(エドウィン・A・ロック)
「困難でかつ明瞭な目標はパフォーマンスをアップさせる」
6.期待理論(ポーター&ローラー)
「期待と魅力の大きさでやる気は決まる」
7.学習性無力感(マーティン・セリグマン)
「行動と結果の随伴性がないことが続くと無力を学習する」
8.認知的評価理論(エドワード・L・デシ)
「内発的動機付けと外発的動機付けの使い分け」
9.学習動機の2要因モデル(市川教授)
「学習動機を6つに分類し、質問から類推」
10.選択理論(ウィリアム・グラッサー)
「人間の行動には目的があり、自ら選択する」
11.フロー理論(ミハイ・チクセントミハイ)
「好きこそものの上手なれ。少し難しい課題こそ最強」
これらの理論をTPOに合わせて使い分けることで様々な相手のモチベーションを上げることが可能になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リーダーシップやらモチベーションの仕組みについて興味を持ったので、読んでみた。
11種類の理論を紹介し、理論を使うための事例という構成となっている。
最近、モチベーション理論を学んだこともあり、とっつきやすく、自分の知らない理論もあり、興味を持ってすんなり読めた。
以下、11の理論。
・欲求5段階説
・X理論・Y理論
・2要因理論(動機づけ・衛生理論)
・公平理論
・目標設定理論
・期待理論
・学習性無力感
・認知的評価理論
・学習動機の2要因モデル
・選択理論
・フロー理論
自分や周りをこれらの理論に当てはめて考えてみると面白く、いろいろなヒントが得られた。
ヒトに関する理論には最強理論や絶対というものはなく、条件適合させながら、理論を踏襲した持論をもつことが重要であるということに改めて気づくことができた。 -
★部下や組織にやる気を起こさせたい人のための本
★理論をどう現実に応用するかが書かれているのがよい。 -
「きほんからわかる」シリーズ第1弾と言うことで、続いて出版されているのが「ビジネスコーチング」その次が「メンタリング技術」となっていますが、今のところ2冊のみ出ているようです。図解ですのでわかりやすです。しかも、モチベーションって、なんとなく言葉の掛け方ややる気の出し方など、もやもやっとした手法がいっぱいあった感じですが、こうした11の理論があったとは知らなかったです。
知っていて損はしない理論です。現場ではなかなか理論や事例のようにはいかないかもしれませんが、それでも身に付けておきたい考え方です。