- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872905144
感想・レビュー・書評
-
特に目新しい情報は無かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とてもベーシックな内容でした。あまりに基本的なことばかりで、ちょっぴり物足りなかったかな。
自分で家を購入する、ということをボンヤリと考え始めたばかりの、何も分からない人が最初に読むべき本、という感じです。
これは勝手な憶測ですが、著者は不動産関連の仕事を通して、「迷走する人」や「何も考えていない人」を多く見てきた結果、家を買うことで誰も決して不幸にはなってほしくない、すべての人にぜひ幸せになってほしい、という強い思い(使命感?)を持つに至り、この本を書くことになったのではないかと思いました。あくまでも憶測ですが。
「目先のことにとらわれないで、最低限のことはちゃんと考えようね、混乱しちゃダメだよ、自分が本当に何を望んでるかじっくり考えてね」という優しい先生の声(幼稚園の先生的な)をこの本から感じました。
なお、ある調査で「家を買って後悔したこと」の一位が「環境」だった、という結果には、非常に考えさせられました。そのことが一番印象に残りました。 -
賃貸マンションを借りる時に、一番最初に案内する部屋はボロボロな部屋。その方が、後から紹介する部屋の見栄えが良くなるからだ。これは、本に書かれている事ではなく、不動産屋の基本みたいなものらしい。この類の話が知りたくて、本著を手に入れたのだけれど、本著は、それなり。
住まいにかかる費用は、生涯賃金に占める割合としても非常に大きく、故に、会計的に見ても、人生の意味を投じて考えざるを得ない。生きる事の哲学と、少なからず直結する問題だと思うのだ。だから、単なるノウハウ本として読みながらも、少しぼーっと人生を考えるきっかけにもなる。
購入時には、登記簿謄本を必ず手に入れるように。それと、関係ないけど、やはり人相の良し悪しって重要なんですね。 -
基礎知識わかる本として購入。
この内容ならもっとかんたんに書けたかなっておもいました。
読む価値あり。 -
家を買いたくなくなる本
【内容】
タワーマンション、コーポラティブハウス、中古物件リフォーム、自由設計など、家の値段と買い方から、住宅ローン、エリアの選び方まで、何も知らない人の「幸せな住宅購入」に必要なことすべて。
【感想】
なんだめんどくさいな。ただそれに尽きる。
書名の通り、これから家の購入を考えている人には一読することをお勧めします。
【引用】
・家は、幸せになるための「道具」ではあるが、幸せそのものではない。
・長い通勤電車の中で100冊の良書を読むよりも、一人との出会いがあなたの人生を変えることが当たり前のようにある。
・ローンは「いくら借りられるか」を考えてしまいがちですが、「いくら返せるのか、どのくらい返し続けられるか」を考えましょう。
・モデルルームなどのアンケートでは、「よい物件があればすぐに買いたい」といった積極的な回答はさけて、「時間をかけて。。。。。」といった回答をしよう。
・問題のない物件かどうかを確認するためにも、購入時には、物件資料とは別に「登録簿謄本」を入手しましょう。(法務局で見れる)
・一般的にローンを組める限界は、年収の5倍といわれています。
・ヨーロッパでは、家を買うなら年収のせいぜい3倍程度までとされているようです。