- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872906004
作品紹介・あらすじ
戦後の焼け野原から、バブル崩壊、デフレ、東日本大震災まで。数々の危機を潜り抜けた「名物社長」の教え。
感想・レビュー・書評
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無茶苦茶なことをやってるように言っているが、しっかり考えているし、行動に芯が通っていて、とても素晴らしいと思う。
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カテゴリはビジネスではなく、敢えて人生哲学とした。世に数多ある単なる経営本ではないからだ。文章中にもあるように、基本的に逆張りの思想に基づく考え方なので、私としては共感できるところがとても多かった。本にあれこれと印を付けるのは嫌いなのだが、あまりにも共感するところが多いので、気になる言葉に付箋をつけていくと、とても共感するところだけで42枚にもなった。私にとっては、ほとんど一冊丸ごと共感できる哲学本だった。そしてなによりも、これまでずっと自分の中では認識してきたことだが、自身に決定的に足りない部分は、大将の器というか、度量であるということも、改めて再認識することができた。購入。
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読む前から予想はついていましたが、全然「バカ」ではありません。ちゃ〜んと一流の社長でした。
現代では珍しいワンマン社長ですが、一流の人が先頭に立って指揮すれば、とても良い会社になるということを、学ばせてもらいました。 -
逆張り社長の自伝。社長の覚悟を、少しバカがいいととぼけた、内容をみる限り、自分には、社長はとてもとてもできるものではないと。
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消臭力、脱臭炭、米唐番、
耳馴染みのある商品が並ぶエステーの社長の本。
CMで良くみるから、
もっと大きな会社かと思っていたら、
社員は500人しかいない会社らしい。
というのも、ニッチでナンバーワンになるため、
商品を絞って勝負しているから。
空気をかえる。
エステーの志。心意気。
思いがこもっているから、経営がブレない。
人間味のある、強い社長。
独裁的だけど、カリスマがいる会社は強い。
別の本で読んだ、
震災後のミゲルくんのCMの話も出てきて感動。
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13/3/20
prime newsに出演
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久々に強烈な社長に出会いました。ショウシュウリキ〜でお馴染みのエステーの社長です。鈴木社長のもつ帝王学満載です。社長は独裁でいい、判断の早さが一番、あかんときもガハハと笑え、イケシャーシャーで図太くイキることが大切や!!読んでいて、こんなおっちゃんオモロいわ(笑)って、素直に思えました。歴史を振り返ると、ずっーと危機やねん。今に始まったこと違う、心意気とゴールが明確であればなんとかなる(^^)
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元エステー社長・鈴木喬さん著の自伝です。貧しい少年時代から日本生命勤務を経てエステーの社長まで上り詰めた著者の経営哲学の恐らく一部を学ぶ事が出来ます。稲盛和夫さんや松下幸之助さんの本よりはだいぶ読み易いです。
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頑固親父の説教集といった感じだが、よくよく読んでみると、意外と冷静、堅実な部分があり、抑えるところは抑えている。人事について事前に手を打つとか、勢いだけではないことがわかる。
これは人生経験のなせる技だろうな。そこが若者とは決定的に違うんですね。 -
っっs
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バカじゃない。頭がいいからバカを演じられる。
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エステーを再生させたカリスマ社長の本です。
タイトルは低く書かれていますが、冗談じゃないっというぐらいすごい方です!
今時の経営者の中で一番好きかも・・。 -
強烈なカリスマ。常に前向きであり臆病である。
考え方、行動は見習っていきたい。
自分にできるであろうか?いやできる!やる!ということが必要でしょう。 -
人間味満載の経営者ならではの本。本質を突いた内容がとても素晴らしく、思わず、「うーん、なるほど!」と唸ってしまう箇所が沢山あった。かなり学べた。
上杉鷹山の、「働き一両、考え五両、見切千両、無欲萬両」という言葉が深い。実践できるかなぁ。
あと、個人的には、道徳主義と現実主義をどう捉え、どう行動に移すかは当面の課題。
確かに、人間はマキャベリや韓非の言うように、人は愚かでズルい欲望の固まり。そして日常でも多々そのように感じているし、沢山の辛酸をなめてきた(いる)ように思う。
でも一方、 gumiの国光氏さん(本書とは無関係)が言うように、これからは、強くないと生きて行けないけれど、かつ優しさがなければ意味がない時代。だとも思う。
リスクを避ける為、人の多くはマキャベリや韓非だという前提に立ちながらも、本心は優しくありたいというのが本音。ズルい人間に負けたくないし、純粋無垢な人間には希望や勇気を与えていきたい。 -
わかりやすい。社員は動きやすい。人が大切だから。
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ニッチ市場でトップを走るエステー社長の経営流儀です。
オーナー経営ならではの経営手法は読んでいておもしろいが、現場はそうとう大変なのではと思ってしまいました。
しかし軸を貫く著者の哲学は非常に参考になります。