- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873114293
作品紹介・あらすじ
ビジネスとプログラム両方の知識と経験が求められるソフトウェアアーキテクト。本書は世界中で活躍するソフトウェアアーキテクトによる97本のエッセイを収録した書籍です。プロジェクトにおいてもっとも重要な事柄とは何か、顧客やチーム、またコーディングやスケジュールなどについて、経験豊かなアーキテクトが自らの体験を踏まえて解説します。ソフトウェアアーキテクトを勇気づけ、新たな気づきをもたらす一冊です。日本語版では、伊藤直也、江島健太郎、小野和俊、榊原彰、鈴木雄介、萩本順三、萩原正義、牧野友紀による11本の書き下ろしを収録。
感想・レビュー・書評
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技術の習得に膨大な時間がかかることを知っていることは大切。他のものを使いまわしたり、新技術を使えば苦労せずにできるとか思ってるのは、開発も保守もしたことない人間。
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ソフトウェアアーキテクトというのはどういう仕事か定義は難しいと思う。そんな中で、この本は、どんな仕事をなすべきなのかのヒントをくれていると思う。プログラマーと顧客の間に立つ人、それがアーキテクトだと思った。
日本向けに11話増やしているのはお得な感じ。 -
この本の特徴は、オープンソースであるということ。つまり、この本はネット上に公開されだれでもが見ることができる。著者は、複数人の有名なアーキテクト。ということは、ソフトウエア・アーキテクチャを否定する有名プログラマーは出てこないので、私としては物足らない内容。ちょっとね、っていう感じ。
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ソフトウェアアーキテクトは、ビジネスロジックを知らないといけない、というのはその通りだけど、ただの橋渡し役ではだめ。 「アーキテクトはまずデベロッパであれ」というのは共感できる。エンジニアリング力の弱いアーキテクトは信用できない。 その他半分くらいは共感できたけど、読み物として流すくらいが調度いいと思う。
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下記理由で微妙だなと感じた。
・腹落ちできる、あるいは「なるほど」と感じる文章が少なかった。
・分かりづらい話が多い。洒落た文章はいらないので核心を語って欲しい。そういう意味で文章のアーキテクチャの構築に失敗しているのではと感じる。
・訳のせいか、日本語として直感的でない文章もある様に感じた。
・名前をカタカナで書くのをやめて欲しい。人物を検索する時に困る。 -
・解決策が1つしかない場合は、セカンドオピニオンを求めよ
(解決策が1つしかないことはまれ。)
・アーキテクトは何よりもまずデベロッパーであれ
(デベロッパーの信頼を得る。設計したものはコーディングできなければならない)
・パフォーマンスがまず大事
(どんなに優れた車でも時速10kmしか出なければ意味がない)
・動くスケルトンから始めよ
・アーキテクチャではトレードオフは避けられない
・システムの要件よりも履歴書の見栄えを優先させてはならない -
技術的な話ではなく、マインド的な話がほとんど。
後でもう一回読み返してみたい。 -
「ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと」も読んでみた - まほろば技術パーク
http://komeshogun.hatenablog.jp/entry/20141105/1415186748 -
著名な外国人ソフトウェアアーキテクトによる97のアドバイスをまとめた書籍。さらに本書は11の日本人アーキテクトのアドバイスも含む。アーキテクトとあるとおり、コーダーというよりは上流設計者やプロジェクトマネージャー、顧客の用件を訊くSEなどが対象の内容が多い。
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同じシリーズの「プログラマが知るべき97のこと」に比べるとやや抽象度が高い印象でした。