Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54 (Make:PROJECTS)
- オライリージャパン (2010年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873114545
感想・レビュー・書評
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こんな本を出版していいのか!
というのが第一印象。授業では絶対紹介されないような危険な実験が多数紹介されています。方法等も親切に書かれていますが、しっかり自己責任の元行うこと。
ただ、著者の圧倒的な知識&好奇心に加え、美しい写真が好奇心を刺激してならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
購入。
美しい科学実験を写真付きで解説している。元素の解説がついていることが多い。
とにかく写真がきれい、理科の実験の地味さとは比べ物にならないほど目を引く。中学あたりのマグネシウムを単純に燃やす実験でも光のまばゆさに衝撃を受けたが、この本にある「金属は燃えるがままにせよ」(表紙の写真)のように接していたらまた違う感動を得られたと思う。
「グラスのなかの量子力学」では過酸化水素と塩素を混ぜて光る現象が、量子力学の入り口になるとあり、引き込まれる文章だった。 -
写真もたっぷりで眺めているだけで男子はワクワクできる本。
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推薦理由:
興味本位で危険で面白い化学実験の数々を、フルカラーの写真とユーモラスな解説で楽しめる。
内容の紹介、感想など:
ナトリウムと塩素を爆発的に反応させるという危険極まりない実験の目的は、ポップコーンに塩味をつけること。美味しいアイスクリームの材料は、生クリームと砂糖と卵とバニラに1リットルの液体窒素。重水で氷を作り、「氷が水に沈むかどうか」という賭けをしよう。スニッカーズやオレオクッキーのエネルギーで模型ロケットを飛ばそう、等々。この本に載っているのは、タイトルに恥じないMadな科学実験ばかりだ。全ページが「決定的瞬間」を捉えた写真とユーモラスな解説で、科学が好きな人はもちろん、全然興味ないという人でも引きこまれてしまう面白さである。それぞれの実験は、材料と手順が詳しく解説されているが、材料や道具を入手するのは難しいかもしれないし、かなり危険な実験もある。しかし、誰でも「ちょっとやってみたい」と思ってしまうに違いない。 -
僕が持ってる本の中でもダントツでマジメにバカやってる本。笑える。でも、あくまでも科学原理に則った話だし、解説もしっかりしてるのですごく深く読める本。こんなことしてみたいよな〜と思える「イカれた実験」100選。オールカラーなのがポイント高し。
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:407||G
資料ID:51000686