JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法
- オライリージャパン (2011年2月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873114880
感想・レビュー・書評
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良書です。他の言語を知っているけど、JavaScriptに慣れていないエンジニアに最適な入門書。JS独特の文化( ex. プロトタイプベース)がさくっと理解できました。##プロトタイプベースはJSだけじゃないらしいです。
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これも必読本。
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Javascriptでプログラムを行う際の作法が載っている。
特に、5~7章あたりは、非常に難しいが、ライブラリなどで使用されている内容がしっかり書いてある。
中級者~上級者向け。 -
『JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス 』のちょっとだけ
上位版です。この本も頭の中のJavaScriptを整理してくれました。
この2冊はどちらもJavaScript使いの叡智をまとめたものですが、一方で推奨していることが、
他方では推奨されていないこともあります。基本的なところは一緒だと思うのですが、
優劣つけにくい部分や個人の嗜好の部分もあるのでしょうね。両方の意見を読むことで、
理解が増すと思います。
今まで他の言語で得た杵柄でJavaScriptを使っている人などが読むと、JavaScriptならではの
機能などを活用できるようになるんじゃないでしょうか。
私はこの2冊を読んで、JavaScriptがとても魅力的に思えました。 -
昨今では優れたネット上の記事が沢山あるので、ここに書かれていることのほぼ全てはネットで見つかる。でも、この薄さで重要なものを的確に選択して詰め込んでいるのは素晴らしいと思う。
内容は結構難しい。薄い分余計な前置きがなく、プロトタイプ概念やオブジェクトの振る舞いなどは当然熟知している前提で話が進む。
個人的には、6章のコード再利用パターンと、7章のデザインパターンが秀逸だと思った。6章はクラシカルなパターンをまず説明し、欠点を挙げた上でモダンなパターンを説明する。JavaScriptを勉強する上で危険なのは、古い知識を今のものとして身に付けてしまう事だと思うので、これを本の形で提供してくれたことには意義があると思う。
7章は多少実験的なパターンもあるが、実際に何か作った時に使える可能性の高いパターンを提示する。
5章も基本的ではあるが、知っていると知らないとでは大違いのモジュールパターン等を説明してくれる。
このような実際に「使える」本であることから、実はサイ本よりも重要な本じゃないかと思ってる。 -
やっとJavaScriptが理解できた気がした。
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間違いなく中級者向けの本。ライブラリを構築していきたい人は読んでおくべき。