サイトリライアビリティワークブック ―SREの実践方法

著者 :
制作 : Betsy Beyer  Niall Richard Murphy  David K. Rensin  Kent Kawahara  Stephen Thorne 
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873119137

作品紹介・あらすじ

SREを組織で実践するためのノウハウを網羅し、事例を数多く紹介!
SREの考え方や原則を組織に導入するための具体的な方法を事例とともに解説する書籍です。既刊書の『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング』はSREの考え方について理論を中心に書いた本でしたが、本書Workbookはそれとペアになる実践編として書かれた書籍です。Google内の事例だけでなく、Evernote、The Home Depot、New York Timesなどを掲載。

感想・レビュー・書評

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  • ・xi:今日、私はDevOpsを単純に「ソフトウェアの運用における人間のパフォーマンスと体験の最適化を、ソフトウェアと人間と共に行うこと」と定義しています。他人に押し付けたくはありませんが、これはSREの説明としても素晴らしく思えます。

    ・P4:1.2 SREの背景
    DevOpsを哲学と働き方へのアプローチと考えるなら、SREはDevOpsが掲げている哲学の一部を実施したものと言え、「DevOpsエンジニア」よりも明確な仕事やロールの定義と言えるでしょう。従って、ある意味で「class SRE implements interface DevOps」なのです。

  • Google の SRE 本の続編です。
    本書中での SRE 本への参照が多いため、事前に SRE 本を読んでおくことをおすすめします。

    SRE 本は SRE の原則的な話が中心でしたが、本書ではもう少し実践寄りで、それらをいかに組織に適用するべきかといった話が多かったです。
    Google 以外の会社の事例も多く、SRE 本にはなかったトピックも扱われています。

    事例は海外の有名な企業の話ばかりですが、内容は普通の会社でもよくある失敗談とかが多く、運用に関わっている人であれば実際の業務に活かせるところがあると思います。
    すべてを Google のようにする必要はないですが、考え方として参考になる部分が多く、とてもよい本でした。

    運用に関わる人であれば SRE 本と合わせて読んでおくことをおすすめします。
    すぐには役に立たなくても、そのうちまた読み返したくなる内容も多いと思うので、手元に置いておきたい一冊でもあります。

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