日本語のシンタクスと意味 (第1巻)

著者 : 寺村秀夫

• くろしお出版 (1982年11月10日発売)

感想・レビュー・書評

[shinsa82さんの感想 · 2014年11月28日]

日本語学者、寺村秀夫による日本語の構文論および意味論について書かれた本の第1巻。いわゆる寺村文法は「～ガ」句の解釈などにおいて、三上章の影響を受けている。

1巻では学校文法とはやや異なる品詞の分類について導入を行った後、品詞の連続性 (名詞的なものから動詞的なものまで) について説明し、品詞の態について説明している。

[聖学院大学総合図書館さんの感想 · 2011年1月24日]

寺村秀夫 1986 日本語のシンタクスと意味　第1巻 くろしお出版 日本語教育学を学ぶ人には必読。日本語学習者の視点から日本語を見直し、再考したもの。これを読まずに「日本語教育」を勉強したとは言えない。（2010：黒崎先生推薦）