- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874353219
感想・レビュー・書評
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関東出身の著者が、学生の頃に満喫できなかった大阪を覗きに再来阪、といったスタンス。
べたな観光地から割と最近のセレクトショップや喫茶店・バー、大阪発祥の企業などを紹介。
写真が大きい、文章が1ページまたは2ページで、たまに続きがありそうなのにないので読みづらい。
後、デザインなんだろうけど右のページ下喉のあたりに2行にして両方のページ付けを打ってあるのがなんか違和感ある。
写真にページ付けしたくないんかなと思うけど、大々的に写真ページじゃないところもそうだし、右に写真がくるところはどっちにもページ付けがないし。
デザイン / 津村 正二(ツムラグラフィーク)
イラスト / 武藤 良子
地図 / 宮本制作所
初出 / 『Meets Regional』2008年5月号~2010年4月号、『ウェブ版大阪のぞき』2008年7月~2010年3月連載に加筆修正。 -
東女の視点から「大阪」という土地をのぞいて紹介した一冊だ。
大阪という土地の一般的なイメージからはちょっとはずれた、とても魅力のある町がのぞかれた先にあって、いいな、行ってみたいな、という気持ちになる。 -
大人の修学旅行大阪のしおりみたいな感じ。
文章より写真を見る本かなー。 -
景色に自分の体を這わせていく空想の世界が広がる
大阪に住んでいない著者による、大阪のあれこれをのぞいた本。
過去に1度読んでおりますが、大阪に行く前に、再度読み返しました。
目次のカテゴリーの「観光」「喫茶」の間に「甘辛」というものもあり、
この本の性格がさっそく見えてきます。
なんばに何度も行って、景色の一端として見ていたけど
入ったことのない「インデアンカレー」には「卵も」
と言わないと乗っかってこない、ということを見ながら
今までの景色に自分の体を這わせていく空想の世界が
広がっていきます。
今回の大阪の旅で止まるホテルが近いパン屋、「聖庵」
はなんと、かつては午後4時オープン、午前2時閉店、
この本が出版された当時も正午から午前0時ということで、
これはもう飲んだ後に天然酵母パンだ!と思ったら、
調べた結果、現在は本店機能が心斎橋に移転して
中之島店は平日/10:00~18:30の営業とのこと。残念。
お出かけするエリアに、どんな素敵なお店があるのか。
発売から4年経ち、確認が必要ではありますが、
木村さんの視点でのぞかれたお店を、自分視点で
味わいに行くこと、おすすめです。 -
大阪行きたいかも と思いつつ読んでみたところ、惹かれるお店やら場所が沢山あって困った。大阪ち本社がある会社に勤めたこともある自分なのに大阪のこと殆ど知らない。土地勘まるでなし。なので大阪をちょこちょこと巡った様な気になれて楽しかった。木村衣有子さんの文章、これまであまり気にしていなかったけれど、言い得て妙なところが多々ありで好きかも。これから少し読み続けてみようかと思う。
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何度か行ってる旅先は、ちょっとマニアックなところに行ってみたくなるものだ。
次の旅はきっと味わい深くなるに違いない、そう思わせてくれる一冊。 -
大阪落語旅のお供に。
無事に旅を終えました。黒船のカステラも食べました。 -
表紙のあまりにおいしそうなドーナツと、
「大阪」というワードに惹かれて、購入。
それほど期待していなかったのに・・・読んで、正解!
と、思わせてくれる内容。
まず、写真がいい。文章も味わいがあって、
どの場所にも行ってみたくなる。食べてみたくなる・・・。
タイトルも、幸田文の「動物のぞき」から拝借したもの・・・と
いう。
街や、ものに、愛着をもって書かれたものは、
愛情がしみじみと心を温めてくれて、読む幸せを感じる。 -
表紙に惹かれて、図書館で借りた1冊。