ホロン革命

  • 工作舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875020912

感想・レビュー・書評

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  • wired・システム、ネットワークと情報・8位

    mmsn01-

    【要約】


    【ノート】
    (wired)
    部分と全体、ヒエラルキーをめぐるシステムを「ホロン」という概念で説明し、還元主義と全体主義の相克を超えることを試みた。ネット社会を考えるうえでも示唆に富む論考。

    ◆ユーザーからのコメント
    これもなんともナツカシスの一票。Amazonでも売り切れとるね。出品するか(ぉぃ)/先日、孫さん、田原さんと対談されていた原発の設計者田中氏訳/アーサー・ケストラーが2冊入ってた。これもSF好きにはオススメ/大学のころに読んだと思うんだが忘れた。工作舎にハマった時期があってねw

  • かなり前に読んだ。
    部分と全体。重層構造。外界認識のしくみ。
    人間は自分の認識のしくみによって外界を切り取っている。
    あらゆるものは部分でありかつ全体である。
    手塚治虫の火の鳥。
    自己完結的な閉じた理論は存在しない。完結しえない。ゲーデルの不完全性定理。
    開かれてあること。

  • ケストラーのホロンに関する著書。「機械の中の幽霊」につぐ、ホロンの解説書。
    おいらの頭じゃ、一読じゃ内容わかりません……。

  • なつかしい本。そしてうさんくささも感じる本。その一方でいまの時代で読むと新鮮かも。

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著者プロフィール

Arthur Koestler 1905年ブダペスト生まれ。ウィーン工科大学で工学を学ぶが、学業を捨てシオニズム運動に参加。その後、才筆を認められてドイツの新聞社で活躍、北極探険にも加わる。共産党に入り解雇。コミンテルンの援助でソ連各地を旅行。スペイン内戦中にフランコ軍に捕えられ死刑宣告、捕虜交換で釈放。1948年イギリスに帰化。作家として、また科学ライターとして生命科学界で活躍。1983年、白血病とパーキンソン病から自殺を決意、妻も「あなたのいない人生など考えられない」と共に自殺。訳書等に 『偶然の本質』(村上陽一郎訳、筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2006年)、『サンバガエルの謎』(石田 敏子訳、岩波書店(岩波現代文庫)、2002年)、『機械の中の幽霊』(日高敏隆・長野敬共訳、筑摩書房(ちくま学芸文庫)、1995年)、『ユダヤ人とは誰か』(宇野正美 訳、三交社、1990年)、『サンバガエルの謎 新版』(石田敏子訳、サイマル出版会、1984年)、『還元主義を超えて』(池田善昭監訳、工作舎、1984年)、『機械の中の幽霊—現代の狂気と人類の危機 新装版』(日高敏隆・長野敬 共訳、ぺりかん社、1984年)、『ホロン革命』(田中三彦・吉岡佳子共訳、工作舎、1983年)、『偶然の本質』(村上陽一郎 訳、蒼樹書房、1974年)、『創造活動の理論(上・下)』(大久保直幹・松本俊・中山末喜・吉村鎮夫 共訳、ラティス、1966・1967年。(抄)→グロリアインターナショナル、1971年)、『ヨハネス・ケプラー—近代宇宙観の夜明け(現代の科学43)』(小尾信弥・木村博訳、河出書房新社、1971・1977年、未訳『夢遊病者たち』の一部、筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2008年07月)、『コペルニクス』(木村寿訳、すぐ書房、1973・1977年、未訳『夢遊病者たち』の一部)、『絞首刑』(西村克彦訳、青林書院、1959年)、『現代の挑戦』(井本威夫訳、荒地出版社、1958年)、『神は躓く』(共著、村上芳雄訳、ぺりかん社、1969年)、『行者と人民委員〔エンゼル・ブックス〕』(大野木哲郎訳、国際文化研究所、1957年)、『真昼の暗黒』(岡本成蹊訳、筑摩書房、1950年。庄野満雄訳、鳳映社、1958年。角川文庫、1960年、中島賢二訳、解説=岡田久雄、岩波文庫、2009年)、『スペインの遺書』(平田次三郎訳、ダヴィッド社、1955年。〔叢書名著の復興2〕ぺりかん社、1966年。新泉社、1974・1983年)があり、イギリス時代から晩年までを描くものとして『ふだん着のアーサー・ケストラー』(ジョージ・ミケシュ著・小野寺健 訳、晶文社(晶文社セレクション)、1986年)がある。また、雑誌の特集では『現代思想 特集=ケストラー 現代科学への挑発 vol.11-6』(青土社、1983年6月)がある。

「1993年 『ケストラー自伝 目に見えぬ文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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