青木世界史B講義の実況中継 文化史 大学入試

著者 :
  • 語学春秋社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875684992

感想・レビュー・書評

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  • 受験生にはおなじみ語学春秋社の実況中継シリーズ。本シリーズは話言葉で書かれており、実際にその先生の授業を受けた気分になれる。

    高校生の頃、世界史の授業はつまらなく、ほぼ寝ていた。赤点を取ったこともある。自分は公務員試験の勉強のために、本書を買った。本書を読んだからといって世界史が好きになったわけではないが、青木先生のことは好きになった。

    感銘を受けたのは下記の2点。
    1 読書について
     ・読書というのは「登山」でなくてはだめ。ハイキングではだめ。
     ・どの分野にしろ、その道の最高にして最大の本を読まなくては話にならない
     ・すぐに役立つ本は、すぐに役立たなくなる(←これがかっこいいんですねー)
    2 文学を読むことの意義
     ・面白いから
     ・いろんな学問をやるときに必要になってくる

    他にもイラスト入りで、人物やその思想について説明してあり、気軽に読める。
    学ぶことについて、青木先生の熱意が伝わってくる

  • 文化史編ははっきり言って駄作です。まぁ読み物的にはそこそこですが、受験にはあんまり意味がないかも。

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著者プロフィール

福岡県出身。九州大学文学部史学科卒。河合塾福岡校の重鎮。実況中継の著者としても知られる。初めて授業を受ける人は面食らうが、世界史の知識量に関してはそこらの世界史講師の比ではない。口は悪いが、聞くと思わずふ~んと関心してしまう話をする。誰もが認める河合塾の看板講師。

「2020年 『1日1実況 歴史に学ぶ365日の教訓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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