- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875685784
感想・レビュー・書評
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1文を正確に構造を把握して読む精読のやり方を紹介する実況中継。半分くらいは関係詞について扱っている。残りは第5文型、that節、比較、熟語など。文法は一通りやったけど、英文をフィーリングで読んでしまうという人におすすめ。高2前半レベルだと思う。
正確に文構造をとるためのポイントが分かる。暗記させる本ではなく思考させる本。例えば、関係代名詞whatの慣用表現も、覚えろというよりも理屈から説明されている。また、「関係詞や接続詞の数は動詞の数マイナス1と説明されるけど、いちいち英文読む時に動詞の数なんて数えないよね」という部分も共感できる。結局「慣れるしかない」というのもその通りだと思う。また、"so that構文"、"it that構文"などと名前を覚えていてもちゃんと中身が整理されているかどうかが、この本を読むと分かる。練習問題だけを解いていって復習にも使える。分詞構文を分詞の形容詞的用法と関連させて説明しているのが新しいと思った。(13/12/20)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかりやすい。間違えやすいポイントを的確についている。
英文法を一通り終えた後にさらに読むレベルの本だが、盲点をつかれると思う。今まで曖昧にしていた英文解読が、実は理論的に読めるのだと教えてもらえる。
新版として
「大矢復 図解英語構文講義の実況中継」
があるが内容は同じらしい。 -
構文主義を排し、予期の感覚の涵養を目指して書かれた好著。難解な英文解釈の本を読むより、この本をしっかり身に付けた方が力が伸びると思われる。
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説明がうまい。
でも、何か物足りない感がある。