赤毛のアン

  • 興陽館
4.22
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本棚登録 : 41
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877232993

作品紹介・あらすじ

作家、曽野綾子の訳で読む不朽の名著。挿画は田村セツコ。誰の心の中にもいる永遠の少女がグリン・ゲイブルスで過した感動の物語。

アンは、永遠の少女であり女性である…。
大きな眼にソバカスだらけの顔、自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく。人生の厳しさと素晴らしさが織りこまれた永遠の名作。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館のお夜食で登場した「赤毛のアン」やっと読んだ。
    最初はやかましい女だなと。そんな人間が秀才になるとは思わなかった。
    勉強楽しくなってから人生トントン拍子でいいな。

    あとがきで続編あることを初めて知った。

  • 『赤毛のアン』には教会の話が多く語られる。キリスト教徒である曽野綾子さんによる翻訳だとどうなるのかが気になって読んでみた。特に宗教に関する翻訳はこれまでとの違いを感じなかったのは意外。
    読みなれている村岡花子さん訳とは違う部分もあったがどちらも読みやすく、なじみやすくて好きかな。

    内容は割愛されている話も多く、みんな大好き『紫水晶のブローチ事件』とか『緑色の髪事件』とかがカットされているのはこれまた意外。私大好き『ギルバートのピンクのハート型飴をかかとで踏みつける事件』もなかった~、残念。
    でも後で「そんなこともあったわね」的にこれらの事件がちょっとだけ語られているということは、全部翻訳はしたけれどページ数の都合などで抜かしてしまったのか??その辺は不明。
    話を丸ごとではないけれど、印象深いセリフが飛ばされている箇所も。逆に印象深いセリフが違った形で翻訳されていてさらに印象深くなっている箇所もあり、新鮮に読むことができた。これを読んで面白かった子は大人になってから『完訳版』を読むともっと楽しめるよ、と言ってあげたい。(ちなみに松本侑子さん翻訳は資料としては面白いけれど小説として読むには脚注だらけで面白みが半減するのでお勧めしない)

  • タイトルと、有名な一部シーンを知っているだけで詳しい物語は知らないなあ、と改めて手に取った一冊。
    アンが魅力的で、読み始めてすぐにこの純粋で感受性豊かな女の子を応援しながらのめり込んでいった。
    アンと同じ年齢のときに、この本に出逢っていたらなあと思わずにいられない。素晴らしいお話だった。
    十巻シリーズの一冊目というのを知ったので、続編も手に取ってみようと思う。まだまだアンの人生を応援していける楽しみができた。

  • 先が気になり、文章のとりこになりました。知ってる話なのにドキドキする。人物描写が素晴らしいと感じました。

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著者プロフィール

1874年、カナダ、プリンス・エドワード島に生まれる。幼い時に母と死別、祖父母に育てられ教師になる。『赤毛のアン』シリーズのほか、小説、短篇集を残し、世界中で多くの読者の心を捉えた。

「2022年 『赤毛のアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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