- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877281076
感想・レビュー・書評
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実家にあったので読んでみた。
唐沢寿明のさわやかなイメージとは裏腹に、こんな幼少期だったんだ。と思った。
ま、インタビューを聞いてあれ?と思った事はあるが…
お互いを大切に思える関係でいられて、良い限りである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
俳優、唐沢寿明の自伝的1冊
彼がここまで上り詰めるまでの苦悩や思い、まっすぐな気持ち、TVの中の彼のイメージと本書は
大きく異なり、人間臭さや、人の生きてきた道を考えさせられる1冊です。
人一倍の苦労をし、あきらめずに道を進んできて、大きな成功をおさめる。
生きていくうえで、妥協は、自分のすぐ後ろにあります。
あきらめることが、ある種、大人になることであり、聞き分けがいい大人との解釈もあるのかもしれません。
しかし、あきらめることをゆずらない傲慢なほどの誇りは私の心に大きな印象と衝撃を与えたことは間違い入りません。 -
彼女と同じように、おれの中にも大きな空洞がある。今思うに、お互いが魅かれ合ったのはその空洞のせいではないだろうか。抱きしめてくれる相手のいない孤独の中で、そのときどきの寂しさ、切なさをたったひとりでやり過ごしてきた者の中にできる空洞。自分で自分をつなぎ止めない限り、この世のどんなものからもすぐに切れてしまいそうな寄るべなさ。そんな者同士のふとした言葉が相手の心に小さな震えを呼び起こし、その震えが相手に伝わり、また新たな震えを呼び起こす。
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もう少し山口智子さんとのことについて深掘りして欲しかった。
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唐沢さんが好きである。
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ライターさんいたのかな?少し読みづらく…。
自伝というより、なんだかドラマになりそうな小説みたいなかんじ。こういう本だすなんて意外だったり。
でも、大好きな三谷作品によく登場する唐沢さんの自伝、読めてうれしい!
でも、役について、これはこうだった、と解釈のページがあったらよかったな。
ラヂオの時間の役とか。ほどよくいやなやつでほどよくヒーローで、いいと思うんだけどなぁ。 -
なるほど、ふーん、そうでしたか、という感じ。もう少し内面を深く描いていたら、印象が変わっていたかも。特に売れ始めの頃の心境の変化を丁寧にかけていたら良かったと思うのだが…
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〈内容〉家族や学校と訣別し、役者を目指した少年がドン底でつかんできた生きる哲学。大嫌いなポロシャツを着てさわやかな笑顔を練習した日々。やがてめぐり逢う山口智子との新しい愛の形。誠実に綴られた初めてのエッセイ。
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p74「でも自分ではいつか必ず役者になれると思っていた。こんなに強く望んでいるのだから、なれないはずがないと。やれるだけのことはやろう。いつか、人は死ぬのだから、やりたいことをやりたいようにやりたかった。」
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私の尊敬する人に勧められて読みました。
なんで勧められたかは、なんとなくわかった。
夢は諦めなければ実現するとか、そういう意図で書かれているわけではないですが、彼の強い意志がいまの彼を作っているのだと感じました。
「自分は駄目じゃない」と信じるプライド。
しかし私はあまり当時のことを知らず、俳優さん女優さんも知らないので…誰がすごい人だとかがよくわからなかった…多分知っていればより内容を理解して読めたのだろうと思います。
今の唐沢寿明しか知らないのもあり、『トレンディ俳優だった』って言われてもあんまりピンとこない…というか『トレンディ俳優』もそろそろ死語になってるような気がしなくもない。 -
山口智子さんが好きで、唐沢寿明さんも好きで、
どんな人なのか、山口智子さんの事をどんな風に思ってるのか知りたくて読みました。
読んで良かった。