ももこのおもしろ健康手帖

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 469
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877283001

作品紹介・あらすじ

ついに出た、健康の研究発表。爆笑エッセイ最新作。

感想・レビュー・書評

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  • これまでのエッセイで、著者が「健康オタク」であることは分かっていたけど、その真髄のような本。
    著者と幻冬舎編集者の山口ミルコ氏の対談形式。

    これを読んでいる現在、彼女が53歳という若さで乳がんで亡くなっていることを知っているので、なかなか複雑な気持ちがした。これだけ健康のことを気にして毎日生きていたり、がん予防のものを色々摂取している人でも、人間病気になるときはなるのだという哀しさ…

    あと、カラー口絵の1ページ目に小山田圭吾氏のピン写真が使われている。
    これも、オリンピックの色々なゴタゴタを思い出し「未来って何がどうなるのか分からないな」という虚しい気持ちになった。

    本の内容自体はとても面白い。何がどう体に良いとか、根拠はないけど良さそうなものとか、いろいろ載っている。

  • 日々、健康研究に没頭するさくらももこさんと編集者の山口ミルコさんとの会話体エッセイ。

    この本が出た1999年はぜんぜんネットも発達していなかった。だから雑誌や本なんかで情報を集めたり、詳しい人から話を聞く必要があった。
    さくらさんはオカルトっぽい健康法やらスピリチュアルっぽい気功を試しまくっていて、その熱量にも驚かされるけど、その情報収集力には開いた口が塞がらないほどビックリさせられる。

    2020年以降の新型コロナウイルス流行の時代に、さくらさんが生きていたならきっととんでもない健康法を編み出していたんだろうと思いながら読んだ。
    ミルコさんとの会話のなかでさくらさんはウイルスを「ビールス」と呼んでいた。間違いかと思って調べてみたら、昔はビールスと呼ぶことがあったらしい。うーん、知らないことってたくさんあるなあ。

  • さくらももこは厄年で離婚されたらしく、やっぱり女の厄年は嫌だな〜ってなったけど、厄開けでテンション上がってる二人の会話を読んで頑張ろうって思った。

    生きている以上は身体が必要だからね。
    って言葉が印象的だった。

    悩みがなくなるパジャマは私もほしい。

  • 何で小山田圭吾氏?となって検索。
    まるこ音頭など手掛けていて、例のオリンピック時にも色々とあったようで。。

    今なら色々ときいたことのある健康単語や、ネットできくものも 当時から知っているの凄い。

    がん予防、という単語が出るたびに切なくなってしまうけれど。。
    逆に、予防していたから、余命伸びた、というのもあるのだろうか。。

    『「健康食品なんてそんなもん、ホントに効くのかよ。」と思う人も多いかもしれないが、ちょっと考えて欲しい。例えば、お酒だって・・・飲むと酔っぱらったりするではないか。自然から造られたものが、あんなにあからさまに身体に作用するのだ。…自然界には人の身体に即効で作用するものがいろいろあるのだ。』
    確かに。。

    あとがきがまた、彼女たちらしいエピソード。。

  • ミルコさんと健康に関する対談をしたときの内容をまとめた本

    真剣に胡散臭い健康療法を色々試してて可愛い

    25種類もサプリとってるのすごすぎる
    たまに日本酒で洗顔をして邪気出ししたりスピ系なのも混ざってて面白かった

  • 健康について、編集者さんと会話したものを書き起こした作品。ラジオで再生されるような内容とテンポ感。

    「健康について真剣に取り組んでいる」
    研究会と名づけてあれこれ試したり、報告したり。楽しそう。

    肩の力を抜いて読むのにいいね。

  • 健康研究家をあわせ持つ漫画家さくらももこさんと言っても良い程、自分の身体に合うものを探し試し研究していたんだなぁ。少し寂しく複雑な想いですが、残してくれた作品をしっかり読んで少しでも毎日が心地よく過ごせるように健康第一に生きていきたいと思う。

  • ももこさんと幻冬舎のミルコさんの会話形式の本。

    細胞レベルで自分を把握する。
    人はどれだけ健康になれるか。

    ジジイが思ったより可愛かった!

    不要な真氣を失わないように意識して過ごそ。

  • テキトーな会話

  • コーネリアスの小山田さんにびっくり
    健康オタクだったのに切ない

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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