真実はいつもシンプル: すべての男は消耗品であるVol.3 (幻冬舎文庫 む 1-10)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 197
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877287160

感想・レビュー・書評

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  • 村上龍だから読ませられるエッセイと思います。彼という人物含めての作品なのでは……。
    今回もキューバのことが多い。その他日本批判?など。
    解説で黒木瞳が言うように、男の人から聞いた話なんだけど、という感じで他人に話したくなる発言が多かったかな。
    トパーズ(映画)観ましょう。

  • 彼は僕にとって厳しく、恐い先生のような方で、今回のエッセイもやはり僕に語りかけている気がした。

    本稿もいつも通りの龍さんで、日本批判を中心とし、日本は自身で世界と分断し、日本国は日本、世界は世界と見ていると論じている。

    「天才には努力の跡が無い」この言葉に強く胸打たれました。

  • 村上龍のエッセイ集に初挑戦。いい年ぶっこいてここまで怒りを抱えて生きられるのは逆にカッコええと思います。永遠のアングリーティーンに乾杯☆☆

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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