まずはこれだけエスペラント語 (CDブック)

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  • 国際語学社
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877314903

感想・レビュー・書評

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  •  長年TOEIC試験を使って英語の勉強をしてきたのですが全然成果が出ないので、どうせなら子どもの頃から親近感があったエスペラントをやってみようと思いました。子どもの頃から多数派に背を向けて少数派に肩入れする性格だったのです。
     エスペラントは中学の頃から断続的に勉強を繰り返してきたのですが長続きしなかった。
     今度はどうなんでしょうか。長続きするでしょうか。一応11月に日本エスペラント協会に入会するのが目標です。
     
     現在のところ、一般の書店で入手できるCD付きのエスペラント入門書は本書と「エクスプレス」だけではないでしょうか。
    「エクスプレス」も後半は難しくなるので、leciono15まで読んでから本書に取り組みました。
     本書も前半に文法解説があるのですが、後半は文法に関係なくシチュエーションごとの重要会話文例集や重要単語集になっています。
     テーマが設定されているとはいえ、脈絡なく文例が並べられていては覚えるのはしんどい気がします。
    「エクスプレス」のようにまとまった会話になった文例の方が学びやすいし覚えやすいと思います。
     ということで本書は「エクスプレス」なり「基礎エスペラント」なりで一通りエスペラントのアウトラインを掴んでから応用文例を学ぶというつもりで取り組んだ方がいいと思います。
     CDはエスペラント文だけでなく日本語も読まれているので耳からの勉強になります。日本語→エスペラントの順で吹き込まれているので、エスペラント作文の練習になります。
     使いにくい点は、総ルビというか読みがなが全文にわたって振られている点です。
     これは確かに読みやすいのですが、肝心のエスペラント文より先に目が行ってしまってむしろ邪魔な気も。
     そんな改善すべき点もあるのですが、一般向けのCD付き教本という、エスペラント普及運動にとって貴重な存在です。
     品切れになっているという情報もあるので、必要な方は中古でも手に入るうちに確保しておくべきでしょう。
     エスペラント普及のためには本書を増刷させてエスペラントの本を出せば売れて増刷できる!という機運を高めて新刊を出して行くことが必要ではないでしょうか。
      
     
    OLDIES 三丁目のブログ
     まずはこれだけエスペラント語  渡辺克義 国際語学社
      https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/04/04/205733

  • 現在:初刷3000部

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著者プロフィール

長岡崇徳大学教授
主要業績:『ポーランドを知るための60章』(編著、明石書店、2001年)、『ポーランドの高校歴史教科書【現代史】』(監訳、明石書店、2005年)、『物語 ポーランドの歴史』(中公新書、2017年)。

「2020年 『ポーランドの歴史を知るための55章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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