図書館の「捨てると残す」への期待と不安 (多摩デポブックレット 12)

著者 :
  • 共同保存図書・多摩
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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877515874

感想・レビュー・書評

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  • 図書館は何を収集し、どう残すのかについて。
    図書館の位置付けは自治体においてどうなのか。
    そして、図書館業務が経費削減によって非正規化されたり、委託先に預けられたりする中、図書館員や司書としての専門性はどう保たれるのか?それを評価するのは誰なのか?市民という利用者だけでなく、第三者組織や学識経験者からは評価を受けないのか。ナドナド、いろんなことが頭の中を過った。おそらく、図書館も図書館だけでは解決しない問題をたくさん抱えているのだろう。普段は関係ないと思われがちな施設との連携も今後必要になってくるはずだ。

  • ああ~~~~~図書館司書のための講義でも聞いたなこういう問題…と懐かしくなったり

  • 書店と図書館、本へのアプローチが違うのだから、両方あるべき。

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著者プロフィール

1958年生まれ。ライター。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業。「アサヒ芸能」「週刊朝日」「週刊エコノミスト」などで連載をもつ。ラジオ「ナルミッツ!!! 永江朗ニューブックワールド」(HBC)、「ラジオ深夜便 やっぱり本が好き」(NHK第一)に出演。
おもな著書に『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『本を読むということ』(河出文庫)、『筑摩書房 それからの40年』(筑摩選書)、『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)、『小さな出版社のつくり方』(猿江商会)など。

「2019年 『私は本屋が好きでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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