- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877587222
感想・レビュー・書評
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恐らく同名のアンデルセン作となっている、下記の本の再版??
https://booklog.jp/item/1/4890138781
こちらのほうが表紙絵がスタイリッシュ。同じ内容ならこちらのほうが読み聞かせで使いやすいかもだし、同じかどうか中身を確認してみたいな。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
anonima-studioさんこんにちは、出版社のアノニマ・スタジオです。『モミの木』へのコメントを偶然拝見したのでコメントさせていただきます。本書は、翻訳家の小宮由さん...こんにちは、出版社のアノニマ・スタジオです。『モミの木』へのコメントを偶然拝見したのでコメントさせていただきます。本書は、翻訳家の小宮由さんによる新訳となっております。読みやすい訳文ですので、ぜひ実際にご覧いただけたら嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。2019/12/11
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素敵な表紙につられて手にとった一冊
そのときそのときの喜びを感じることを大切に・・・というアンデルセンのお話し
クリスマスの夜の読みきかせの一冊によいかと
(・ω<)-☆
絵サンナ・アンヌッカさん
英テキスタイルデザイナー、Marimekkoのデザイナー、母方の郷がフィンランドで夏に過ごしていたことが創作の源になっているそう
同じアノニマ・スタジオから
サンナ・アンヌッカさんの本、もう一冊ありました.*・゚ .゚・*.
『雪の女王』
http://booklog.jp/item/1/4877587446 -
モミの木をイメージしてだろう、細長い黄緑色の本。動きだしそうなイラストは想像力をかきたてます。
それだけで楽しいのですが、お話を読んでみるとなるほど納得、上手に表現されていることに気付かされます。サンナ・アンヌッカ絵のアンデルセンの本、1度読んでみて下さい。
(カウンター担当/bee)平成29年12月特集「ジャケ借りしよう!」 -
アンデルセンの童話はあらかた読んでいるけど、これは知らなかった。大きく立派な木になる事を夢見る小さなモミの木、飾りつけられて賑わいの中心となる事を得意になるモミの木、物置に忘れ去られて寂しい思いをする枯れ果てたモミの木。
人の一生に通じるやるせなさを感じた。 -
とっても素敵な装丁に惹かれて。でもストーリーはちょっと悲しい。
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実はもみの木初めて読みました。こんな話だっとは!ちょっと切ない。でも、すごく大切なことを教えてくれてる。当たり前と思っていることは、実は当たり前じゃない。とっても幸せなことなのに、それに気づかない愚かさよ。
毎日健康で、美味しいごはんと暖かいベッドで寝れることを幸せに思おう。 -
小さなモミの木の一生。
森にいるときはそれしか知らないのだから、「今を楽しみなさい」って言われても何を?と思ってしまうのも仕方ないと思いました。
比較するものがあって気付く幸せもあると思います。
当たり前が当たり前でないということに気付けるかどうかですよね。
森で育って動物達と話したり、クリスマスツリーにされて飾り立てて貰えたり、薪にされて燃やされてしまったけど、色々なことが経験出来たモミの木だったと思いました。
船の帆柱になるのも素敵そうだけど。 -
切ないけれど、いまこの瞬間生きていることの喜びを大切に感じたいと思わせてくれる。
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アンデルセンの1845年の作品がサンナ・アンヌッカの北欧的スタイルの絵によって、新しくおしゃれな一冊になっていると思う。部屋に飾りたくなるような本だ。
森のはずれに立つ小さなモミの木は、いつも今の状況に満足できない。「早く大きくなりたい」「帆柱になって海を渡ってみたい」「クリスマスツリーになってあたたかい居間でキラキラと輝きたい」
願い通り切り倒されたモミの木はクリスマスツリーになることができた。でもその後に待っていたものは…。