決定版 仕事は楽しいかね? 会社の宝になる方法

  • きこ書房
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877712112

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ決定版。そして最終話。

    目次
    <blockquote>プロローグ 良い会社が持っているもの、それは一握りの宝さ。
    第1章 もっと良くできないかなあ?
    第2章 目指すべきは、非常識な行動なんだ。
    第3章 最初の解決策は人からの借り物、二つ目の解決策は常識の範囲内。三つ目の解決策が天才のアイディアだ。
    第4章 最高の社員が人とは違う考え方をするのは、人より多くのことを知っているから。彼らが人より多くのことを知っているのは、人より多くの質問をするからだ。
    まとめ 与えられた仕事以上のことをすることで、彼らは職場全体の意識を高め、周りの人々をも向上させるからなのです。
    エピローグ ぜひ試してみてほしい。まずは何か“完璧な”ものを見つけ、それをより良くすることから始めるのだ。
    </blockquote>
    相変わらず物語調なので、ストーリーはAmazonでどうぞ。

    過去二作を読んでいる方には復習ってことになるのですが、
    全く同じではなく、シリーズを通して言われている事を別の切り口から味わうことができます。

    常に新しいことを試し続け、人に強く接し、そして人の力を引き出していく……。現実はなかなか難しいですが、少しでもそうであるように普段から意識したいものです。

    名言「<b>どこからでも、どんな人からでも新しいアイディアを見つけてくる人は、心の広い人です。実験を愛し、良く学ぶ人は、勇気のある人です。決して最後まで到達できないとわかっていても理解しようとする人は、思いやりのある人です。求められていないのに与える人は、寛大な人です。</b>」

    読みきったのならば、行く先に光がありますよう……。

  • どういうリサーチで見つけた本だったのか?思い出せないのだけれど。図書館予約で楽しみにしていた本。数冊あったのに、あまり考えもせず、予約してしまった成果、最初に「決定版」を読んでしまった^^;;でも、1、2もそれぞれ面白そう(2のほうは、仕事上では私が経験することのないであろう中間管理職の話 ではあるけれど、それでも何だか興味があります)ということで、次に予約を入れてみようと思っている。いつも、もともと 好きなことを仕事にしているわけでなく、 稼ぐ手段としての仕事をしている私ではあるけれど、それでも、やるからには自分のキャパシティーを上げたいとは思っている。そういう人には特に得られるものが多いのではないかしら。是非、原書で読んでみたくなって、リサーチ。久々我が家の蔵書に加わる本となるであろう、 Better than perfect届くのが楽しみである。

  • チェック項目10箇所。名人と呼ばれる偉大な人たちは、与えられた課題をこなすだけにとどまらず、自らの技術を追求し、可能性を負い続けている、完璧な作品を作り上げたかと思うと、さらに素晴らしい作品を生み出して人を驚かすのだ。レオナルド・ダ・ヴィンチの才能は、絵を見る人に、もっと見たい、もっと知りたい、と思わせるところにある、「モナリザ」は想像力を刺激するんだ、見る人を、まだ描かれていない物語の中に引き込むんだよ。人と接する時は”常に”相手の無限の価値を”忘れてはならない”んだ。相手の情熱の対象に注目すれば、相手の目を輝かせる方法が分かるんだ。最高の社員になるつもりなら、待っていないでとにかく実行する人間、周りのレベルを引き上げる人間になる覚悟がいる。新しい挑戦は贈り物、新しい課題も贈り物です。完璧を否定し、より良いものを求める人は、先駆者の名誉を受け入れ、常に孤独なわが道を行くことになるだろう。上司に冒険的アイディアを受け入れてもらえる確率を増やしたいなら、自分の有能さを売り込む代わりに、質問をぶつけなくてはならない、私のお気に入りの質問はこうだ、こうすれば顧客のお役に立てると思いませんか?”一生懸命働くいい人”の一人になるんじゃなくて、”特別な仕事をする特別な人”になったのね。最高の便りは、良い便り、次に良いのが、悪い便り、飛びきり最悪なのは、便りがないこと。

  • 役にたつ

  • 2009年前半は派遣切りがニュースになりましたが、「人生の中で働くこととは何なのか?」という話題があがりました。
    そもそも働く意欲がなくなっている人も少なくないと思います。
    そんな人におすすめなのがこの本です。
    楽しく働くこと、これが基本ではないでしょうか。

  • 自分が”特別な人間”として扱われたいから、そう思わせてくれる人がすばらしい人。これを読んで、自分のことばっかり考えてたなぁと思った。

  • 【目的】:会社の宝になる方法とは?<BR>
    ・完璧なら、さらに素晴らしい方法を追求する。<BR>
    ・もっと良くできないか問う。<BR>
    ・どうすれば顧客が喜ぶか考える。<BR>
    ・顧客の行動から学ぶ。<BR>
    ・相手の価値、能力を深く信頼し、それを高めようとする。<BR>
    ・ハイパーロジック。愛される非常識人になる。<BR>
    ・知らないことに気づく。質問により、知っている人の頭脳を利用する。<BR>
    ・他人の頭脳を惹きつけるセクシーな頭脳を持つ。相手の頭脳の高鳴りを呼ぶ質問をする。<BR>
    ・正しいコミュニケーションのタイミングを感じ取る組織的直観を持つ。相手が必要としていることを、ベストなタイミングで相手に気づかせるような良い問いかけをする。<BR>
    ・試してみる。<BR>
    ・3つ以上のプランを用意。自分のお気に入り、相手のお気に入りを想定、ハイパーロジック。<BR>
    ・並外れた仕事をする人々をつなぐ中心人物になる。<BR>
    <BR>
    #完璧で終わらせない、さらに素晴らしい方法を追求する信念が会社の宝への秘密だった。<BR>
    #小説の形式で、事例紹介が豊富で理解しやすかった。<BR>
    4-1<BR>

  • あえて批判の余地を残しておく技、それは次はずっと良いものができるという自信に裏打ちされている。次に、またしても実験の精神と新たな頭脳を加えるという英知が出てきた。さて、そこから次の戦略につながっていくんだ。


    のうというものは真っ先に古いアイデアに向かうものだ。それでもまだ求められれば、次は常識的な新しいプランを考え出す。ハイパーロジックに到達するには、さらにそれを超えていかなければならないんだ。覚えておくといい。

    最初の解決策は人からの借り物。
    二つ目に解決策は常識の範囲内。
    三つ目の解決策が天才のアイディアだ。





    人間の深みとは、どれだけ深く周りの人について学ぶか。

    最高の社員が人と違う考え方をするのは、
    人より多くのことを知っているから。
    彼らが人より多くのことを知っているのは、
    人より奥の質問をするからだ。




    どこからでも、どんなひとからでも新しいアイデアを見つけてくる人は、心の広い人です。
    実験をこよなく愛し、よく学ぶ人は、勇気のある人です。
    決して最後まで到達できないと分かっていても
    理解しようとする人は、思いやりのある人です。
    求められていないのに与える人は、寛大な人です。

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