仕事は楽しいかね?《最終講義》

  • きこ書房
3.46
  • (27)
  • (58)
  • (65)
  • (26)
  • (2)
本棚登録 : 827
感想 : 57
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877712976

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 好奇心こそが、無敵の強みなんだ。
    試してみることに失敗はない。何かを試すということは、より良い方法を探してトライすることだ。たとえ思ったようにうまくいかなくても、試す前とは違う自分になっている。なぜなら、現状を打破すべく力を尽くしたのだから。
    善行を積み重ねることの中に、偉大さは存在しているのかもしれない。
    他の案を出しても受け入れてもらえるとは限らないって覚悟しておくんだよ。受け入れられなくても、構わないんだから。ほとんどの人は、現状にしがみついていたいだけなんだから。大事なのは、きみが頭脳を成長させ続けることなんだ。
    完璧以上に素晴らしい社員とは、誰よりも頭がいい天才ではなく、特別な理解力や洞察力を持つ人のこと。他人の気持ちをとても敏感に感じ取ることができる人のこと。
    人は誰かの目になるのが大好きなんだ。だから情熱を持ち、それを表明するっていうことが大切なんだ。
    真実を恐れる心は学習を妨げます。
    どこからでも、どんな人からでも新しいアイデアを見つけてくれる人は、心の広い人です。
    実験を愛し、よく学ぶ人は、勇気のある人です。
    決して最後まで到達できないと分かっていても理解しようとする人は、思いやりのある人です。
    求められていないのに与える人は、寛大な人です。
    広い心、勇気、思いやり、そして寛大さ。これを全部あわせると、昔ながらの美徳、高潔さが得られます。

  • 〈最終講義〉では、会社の中での自分の振る舞いについて、物語を通じてハウツーが書かれている。完璧以上に素晴らしい社員になるためには、常識範囲内の考えや行動ではたどり着かない。非常識であることであり、自分の知識に満足せず、常に学び続けなければいけないなと感じた。常に問うことは「どれだけ素晴らしくできるだろう?」

    個人的に好きな文
    人と接するときは、”常に”相手の無限の価値を”忘れねはならない”んだ。

    仕事に情熱を注ぐ人が成功を手にしやすいのは、情熱がアイデアを引きつける磁石だから。

  • 先の2冊のまとめ的な一冊。これまでの作もそうだったが、物事にチャレンジし続けること、失敗を恐れない、固定観念に囚われないなどを今一度、教えていただきました

  • ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。

    http://sommelierofbooks.com/business_economy/interestingjob3/

    『仕事は楽しいかね?』シリーズではもうお馴染みの、アイデア満載、仕事も人生もとことん楽しむ老人『マックス・エルモア』。

    このシリーズの最終回が、今回紹介する本『仕事は楽しいかね?《最終講義》』です。

    マックス・エルモアファンは必読の書です。

  • 図書館で借りました。このシリーズ、よく読まれているようで本屋でよく見かけますが、読んだのははじめて。最終〜を最初に読んでしまいましたが、物語調なので軽く読みやすいです。面白いと思ったフレーズをいくつか引用しておきます。(番号は私が勝手につけたものです。私が特に気に入ったのは、5、8、12あたりでしょうか。)

    1 待っていたって「適当な時期」なんか決して訪れないし、「成功する」ために必要なものがすべてそろうなんてこともない。
    2 最高の上司は部下の能力と技術を伸ばすが、最高の部下は自分で自分の能力を伸ばし、さらには上司の能力まで伸ばすものなんだ。
    3 分別のある人間には、何も成し遂げられない。
    4 新しい挑戦は贈り物。難しい課題も贈り物です。
    5 何も分かっていない人ほど、自分はいろんなことを知っていると勘違いしていることがわかったんだ。
    6 無知は、知識よりずっと人に自信を与えるものである。
    7 聡明な人間は謙虚なんだ。最高の人材ほど、答えよりも質問を多く持っている理由であり、頭脳のネットワークを持っている理由なんだ。
    8 誰が知っているか分かっていれば、自分が知っているのと同じだ。
    9 彼は解決策を与えようとしません。ただ、みんなに最終的な目標を思い出させるだけ。
    10 試してみることに失敗はない。
    11 有能な人々は、助けを求められると喜ぶものだ。
    12 最高の便りは、良い便り。次に良いのが、悪い便り。飛びきり最悪なのは、便りがないこと。

  • オーディオブック
    第二弾まで面白かったので最終講義まで聴いた。

    最高の社員になれるように行動しようと思う。

    3作全部今度は本で読み返したいと思う(^^)

  • 数々の会社の中でプロジェクトを成功に導いた人材を紹介している。基本的には集合知の活用方法を紹介している。
    印象に残った話は、仕事を80パーセント仕上げて別の人に残りの80パーセントを任せる方法。自分が全てに詳しい必要はなく、本棚のように人の見出しを飲み込んでおけば良い。
    完璧な人材ではなく完璧以上に素晴らしい人材を目指す。

  • 抽象的な表現が多く、最初読み進めた時は要点が分かりづらかったが、後半になるにつれて理解できた。
    仕事への向き合い方を教えてくれる本。このシリーズは具体例が多く、面白いと思う。人より抜きん出るための考え方、仲間を見つけるための方法が書いてある。

  • 途中でもういいやとなってしまいましたが、内容は良かったです。

  • 今よりよく。

    完璧だと思ったその時から、完璧ではなくなる。
    完璧以上を目指す感覚を学べる。

    期待以上のことをする。

    今あるものより素晴らしくするには?
    そう考える習慣をつける、大事さを学べる。

著者プロフィール

1950年生まれ。アリゾナ州立大学大学院(経済学)卒業後、スタンフォード大学大学院で学ぶ。1980年、マーケティング・リサーチ専門会社、リサーチ・リソーセス(Reserch Resources)を起業し、マクドナルド、3M、P&G、コダックなど大手優良企業を顧客に持つ全米でもトップ・レベルの会社にまで成長させる。1991年、新聞に執筆したコラムが好評を博し、執筆活動を開始。現在米国を代表する人気コラムニスト。氏が執筆するコラムは、100社以上の新聞社に配信され、毎週1000万人以上に愛読されている。執筆活動のかたわら、企業講演、従業員訓練やキャリア・セミナーを主催し、意思決定論、人材育成、キャリア・アップによる能力開発や成功をテーマに独自の理論を展開している

「2016年 『まんがで変わる 仕事は楽しいかね?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村佐千江の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×