腹式呼吸との明確な線引きーメカニズムの違い・具体的な訓練法・効果の差異ーを知りたかったが、そこに関してはあまり触れられていなかった。
分かったのは、丹田呼吸=腹式呼吸の深い版。
横隔膜の下降幅がより大きく、下腹の筋肉をより使う。→吸気の量がさらに多い!
腰を意識する、というのは良いヒントだった。
丹田音読は普通の音読に比べてより振動し、音叉のように他にも共振する、とのこと。
確かに著者の声はビリビリの響いて凄かったが、そこに関しては丹田というより共鳴腔の使い方が大事になるのでは、と思った。
残りは食事等の生活習慣のことなど。
速筋より遅筋、解糖系よりミトコンドリア系、の部分が詳しく書いてあって良かったが、最後三分の一は体験談だったのが残念。