ビッグ・サ-の夏: 最後の路上

著者 : ジャック・ケルアック 渡辺洋 中上哲夫

• 新宿書房 (2000年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hiroroさんの感想 · 2016年4月10日]

ケルアックの斜陽時代の傑作。
アルコールに飲まれながらも、見せた彼の足掻き…
ちょうど大学時代の最後に読んだ本で、終わりに近づきながらも最後までビートを追求し続けようとするケルアックと、もう自由に青春を楽しむのも最後という私の状況があいまって私にとっては象徴的な本になりました。
青春の終焉…今後は社会のために自分を犠牲にし、生き続けよう、読後にそう決意することができました。

[ニレヨーコさんの感想 · 2009年2月4日]

　

著者プロフィール

1922年マサチューセッツ生まれ。大学中退後、アメリカ大陸を縦横無尽に車で移動する旅を始める。著書に不滅の青春のバイブル『オン・ザ・ロード』や、『地下街の人びと』など。

「2013年 『トリステッサ』 で使われていた紹介文から引用しています。」