映画がなければ生きていけない 2010-2012

著者 :
  • 水曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880653075

作品紹介・あらすじ

ハードボイルドに魅せられた男たちと映画に魅せられた男たちに贈る、映画コラム。好評シリーズ第4弾、発売!
ラ・マンチャの男/あしたのジョー/ミシシッピ・バーニング/マルタの鷹/ロンゲスト・ヤード/ダイ・ハード3/その男凶暴につき/笑う警官/パッチギ/炎の人ゴッホ/スタンド・バイ・ミー/大いなる野望/アビエイター/ネバダ・スミス/ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男/ブラジルから来た少年/マラソン・マン/ゴールデンボーイ/夜と霧/アンネの日記/愛を読むひと/縞模様のパジャマの少年カサノバ/存在の耐えられない軽さ/それでも恋するバルセロナ/コレラの時代の愛/抱擁のかけら/恋愛日記/柔らかい肌/黒衣の花嫁/好色一代男 他コラム総数約150本

感想・レビュー・書評

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  • この『映画がなければ生きていけない』を読者として読むようになってだいぶ経つが、改めて「芳醇な」筆致に酔わされる。華麗なレトリックを駆使して、というのとは違う。著者の筆はむしろ地道な努力に根差した堅実さと丁寧さに裏打ちされたもので、心地よく読ませる。プロであることの矜持や日々を穏やかに生きていくということ。これらは誰もができることではある。だが、意外と疎かにしがちなことでもあるだろう。そうしたベーシックな部分を大事にして書き続けられたコラムをこうして分厚い大著として読めるのだから、なんと私たちは幸せなことか

  • ようやく出た四巻目。今回は何と言っても内藤陳氏との別れに尽きます。「君よ憤怒の河を渡れ」を先日観たのは、この本で紹介されていたから。

  • 「日刊デジタルクリエーターズ」で毎回楽しみにしています。

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    「日本冒険小説協会特別賞』受賞の好評シリーズの最新作、ついに発売!
    本書はハードボイルドを愛する人のための映画本です。」

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著者プロフィール

1951年香川県生まれ。中央大学仏文専攻卒業後、出版社に勤務する傍ら映画コラムを執筆。エッセイ集「映画がなければ生きていけない1999-2002/2003-2006」により第25回日本冒険小説協会特別賞「最優秀映画コラム賞」受賞。大沢在昌氏著「天使の爪」(角川文庫)、矢作俊彦氏著「マンハッタン・オプ3」(SB文庫)、香納諒一氏著「梟の拳」(徳間文庫)の解説を書くなどハードボイルド・ミステリにも造詣が深く、自らも「キャパの遺言」で第62回江戸川乱歩賞候補となる。

「2023年 『映画と本がなければまだ生きていけない 2019-2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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