- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881441671
作品紹介・あらすじ
「高山直人らに國鉄公安隊高度研修を命じる」はああっ!?「それならオートマチック撃ち放題よね!」「この特殊警捧、スタンガン付きの最新型だぜ!」盛り上がる桜井たちにイラついた俺は、ついに本音を叫んでしまう。「俺は-!!」衝撃の一言に警四の心はバラバラに。状況は最悪。なのに、なのに、どーして俺は軽井沢でWデートなんかしてるんだ?!國鉄が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台に、夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント第三弾!碓氷峠、定通。
感想・レビュー・書評
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安中榛名の合宿所で強化合宿編.碓氷峠の廃線がモデルらしい列車パートがとにかくアツくてよかった.アプト式という列車の特性を活かしたクライマックスシーンは,鉄道に疎い自分にはかなり難しかったけど,それでも熱意は伝わる.仲間割れだったり軽井沢でデートだったりとラブコメお決まりパターンとの緩急がよい.ところで,1巻からして,てっきり警四メンバー内でのカップリングだと思っていただけに,札沼の再登場は意外.その分,教会でのシーンが引き立つのかもしれない.
政治家駅である安中榛名の批判はもうちょっと語ってもらいたかった.「警四に私服を着せたい」という作者のわがままと,それを見事に絵にしたバーニア600氏にはGJと言いたい.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安定の3巻目、登場人物の性格的な物も根付いて来たところで軽めの?試練。より結束を固めて後編へ…ってとこでしょうか。
文字通りジェットコースター的な展開であっという間に読み終わりました、既に4巻が出てるのですぐに読み始めようと思ってます。 -
国鉄公安隊ラノベ3巻! 今回の舞台は碓氷峠! 碓氷峠行ってみたい!!!
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体重かけて電車を脱線させないようにするっていうムチャシーンが読めて大変満足。次作も期待。
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碓氷峠エピソード
作者「はーい、今回はみんなに仲たがいしてもらうからねー!よろしくー!」
役者「わっかりましたー!」
な感じのへっぽこ脚本と大根役者を想像すると、今回の物語は理解しやすいかもしれない。
物語の都合で異様に優秀になったり、未熟になったり。
茶番だよねぇ。
一応、前巻の山場では互いを信頼しあい、認め合ったはずなのに、今回はちょろっと仲たがいしてもらいます的なノリで唐突にケンカを始め足を引っ張り合うとか、読んでてその安っぽさに失笑してしまう。
キャラ設定に一貫性くらいは持たせて欲しいなぁ。
だいたい、けんかする理由が弱すぎる。
主人公が鉄道公安隊を目指していなかったからってあそこまで関係が悪化するのは唐突過ぎるし、不自然と感じる。
運転シミュレータの失態にしても、前巻では追い込まれたときにこそ都合よくピンチを乗り切っていた主人公が、ちょっと仲間との仲たがいで追い込まれただけで異様に取り乱して失態を演じるとか、わざとらしい。
作者の脚本どおりにキャラが「やらされてる感」がひどくて、冷めてしまう。
でもまあ、アニメで製作された分のエピソードまでは読んでおこうかなぁと思う。
アニメで碓氷峠のエピソードが放送されたときもツッコミドコロが満載だったけど、原作でもやっぱり突っ込みたくなるところが多いね。
さすがにアニメの軌道自転車はスケールがおかしかったみたいで原作ではもっと小ぶりな印象。
アニメの体重移動カーブは軌道自転車の重量感に対して人間が軽すぎるだろうって印象が強かったけど、元々はもっと小さな車体ってことだったんだろう。
だとしても、臓器移動にまず空路の選択肢が一切出てこないところに突っ込みたい。
そりゃヘリなんかすぐに調達できないだろうけど、自衛隊って発想があるなら警察消防マスコミ山岳救助隊どこからでもヘリの一機くらい都合できないもんか。
ダメならダメでいいんだが、まったく発想が出てこないのはいかがなものか。
軌道自転車を使うにしても、なぜその道のプロがやらないのか?
持ち場を離れられないなどの理由は当然あるんだろうけど、そのあたりが一切語られずに学生に危険な運搬を任せるってのは、まあ話としては面白いけど、小説としてはむちゃくちゃ乱暴。 -
引き続き面白かったです!研修なのに(?)危ない橋を渡りまくってきた第四警戒班、通称警四の研修生たち。彼らをより大きな戦力とするため、高度研修の機会が与えられます。四人の関係がより強固になり、高山くんが運転士になりたい理由も明かされる、鉄道青春ストーリー第三弾。
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またまたOJT中の高校生4人組がやらかしてくれます
今回は特別研修中の4人が非番で遊びに行った先の軽井沢でまたまた巻き込まれていきます
テロのRJからの脱退を希望する人を保護せよとの任務に非番から一挙にいつも通りの体制に…
桜井・小海の女子との駆け引きも混じり、もう語りつくせない要素満載です -
国鉄が民営化されてなかったらという「if」の世界を表現した夢の鉄道エンターテイメントラノベの第3弾。
今回は高度な研修へ向かった地で事件に巻き込まれて、最後は碓氷峠にて……
鉄道のことはまったく知らない自分ですが、情景描写と挿絵が半端ないせいで読んでいるときの楽しさは別格。
メインの列車の件はちょっとやりすぎかもしれないけどさ(笑)
この路線がどんどん広がっていってほしいですね!
それにしても桜井は暴走しまくっているけど、お淑やかな一面も見れてなんか新鮮な感じがしました。
小海さんも札沼もいいし、飯田班長、五能隊員、ついでに岩泉、もう濃すぎるね(笑)