文豪と暮らし~彼らが愛した物・食・場所~

制作 : 開発社 
  • 創藝社
3.58
  • (5)
  • (10)
  • (14)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 159
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881442326

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館

    鳥取県は三朝温泉に『銀河鉄道の夜』のカンパネルラのモデル(?)になった宮沢賢治の友人……の娘さんが大女将のお宿がある、と知ってびっくり
    何年か前に行ったよ三朝温泉……たぶんこのお宿の前通ったよ……知ってたらもっとじっくり見てきたのにね……!!

  • 作家が日常生活で好きだったものや場所を
    取り上げている。文豪それぞれに好みの万年筆が
    あったり、お勧めのホテルを紹介しあってたり
    していて面白かったです。

    泉鏡花が好きなパン(城代パン)を両面あぶって
    加熱殺菌し指でつまんでいた部分は捨てていたという
    エピソードに泉鏡花らしいと納得してしまいました。

    カフェーパウリスタと山の上ホテルに行ってみたい。
    特に山の上ホテルのお部屋は私の中の理想の部屋って
    感じでワクワクしました。

  • 文豪たちが愛した物、味、場所を写真と共に紹介。

    それぞれがまさに!なものを愛していて思わずほくそ笑んでしまう。文豪たちをほんの少し身近に感じられた。

    鴎外の「ジョッキ3杯が限界」の1杯が1.5リットルだったなんて!

  • 文豪の愛用品や宿、菓子、店など

  •  打矢麻理子 編集「文豪と暮らし」、2017.6発行。47名の文豪の愛した物・食(味)・場所が3章立てで紹介されています。芥川龍之介の聖書、「ぼんやりとした不安」で?自殺した枕元にあったそうです。三島由紀夫が11月24日、新橋、末げんで食べた鳥鍋、最後の晩餐だったとか。店主の奥様が「先生、またいらして下さい」に、大きな目でギョロッと見て「また来いと言われてもな。こんなキレイな人がいるなら、あの世から来ようかな」。小泉八雲、松江の皆実館。私も何回かw!
     「文豪と暮らし」~彼らが愛した物・食・場所~、2017.6発行、再読です。芥川龍之介「聖書」自殺した枕元、中原中也「ソフト帽」、太宰治「黒マント」、新田次郎「ピッケル」、与謝野晶子(和菓子屋の生まれ)「羊羹」、永井荷風・浅草尾張屋の「柏なんばん」、北原白秋(酒造の名家生まれ)自ら命名の日本酒「菊美人」、三島由紀夫最期の晩餐は新橋「末げん」の鳥鍋。煙草に関しては、芥川龍之介は「敷島」、三島由紀夫は「ピース」、室生犀星・佐藤春夫・太宰治は「ゴールデンバット」。堀辰雄の愛した場所は、軽井沢つる屋旅館(矢野綾子)
     開発社・編「文豪と暮らし」、2017.6発行、再読。①愛した物: 芥川龍之介(聖書)、太宰治(黒マント)、新田次郎(ピッケル) ②愛した味: 泉鏡花(木村屋 あんぱん)、永井荷風(尾張屋 柏なんばん)、池波正太郎(煉瓦亭 ポークカツレツ) ③愛した場所: 小泉八雲(松江 皆実館)、志賀直哉(城崎 三木屋)。
     

著者プロフィール

開発社(かいはつしゃ)
雑誌や書籍、Webなどジャンルを問わず、他社への企画提案、編集業務、デザインといった編集プロダクション業務に加え、趣味や実用書といった幅広いジャンルの書籍を発行する総合出版社としての顔を持つ。「読者の知的好奇心を満足させる出版」「暮らしに役立つ出版」「歴史を伝え、未来を創造する出版」をモットーに、社名のとおりすべてのジャンルで日々新たなる開発を続けるべく活動している。

「2021年 『文豪の愛した猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×