- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881660010
感想・レビュー・書評
-
戦略会計STRACを知る上で、まずはじめに読む本。
STRAC自体は2年前に知るのだが、改めて詳しく見ていこうと思い購入。
読んでいていつも思うのだが、他の会社では活用されているのだろうか。
ウチの会社でも使ったらどうかと思う今日この頃。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
OCR
-
BSPLの読み方でここまで簡単に説明してくれた本はないと思う。さすが名著!
-
会計について書かれた本ですが、
構成がシステムを使ったマニュアルとなっているため、
システムを触りながら読まないと理解できない。
また、マニュアルのため、
読んでいるだけでは飽きてしまい、
内容があまり頭に入ってこない。
自己資本比率の確認や、
流動資産、固定資産の確認、金の流れを抑えることで、
この会社は危ないかどうかを判断できるということが、
読み進めていく中で理解できるようになりますが、
それくらいのレベルであれば、他でも分かる。 -
協和醗酵工業(株)がすべての社員に基本的な経理の知識を会得させるために実施した社内教育の資料に基づいた本です。
一般的な作法から外れた独自の会計理論を使った説明は会計の基本であるB/S, P/Lの財務諸表を感覚的に把握するスキルを簡単に身に付けさせてくれました。
1978年に発行され、現在までに143刷も増刷されている事実が本書の内容の良さを物語っていると思います。
「色々と経理・会計の本を読んでみたけど頭に入らない!」という方は、まず本書を読んでみてはどうでしょうか。
損はしないと思います。 -
会計の話がとても分かりやすく書いてあって驚いた。
特に損益分岐点の計算式やB/Sの捉え方などは、非常に参考になった。 -
わかりやすい!
損益分岐点は固定費から計算
・B/Sのポイントは、
①純資本/総資本 高いほど自由にできる金があるということで健全
②当座資産(流動資産-棚卸資産)/流動負債
平均70% -
・採算の眼
-損益分岐点公式mpQ=F 付加価値と固定費が等しい
-mpQ=Fを変化させることで会計表のさまざまな状態を見る
・採算戦略の眼
-mPQ(付加価値)アップ戦略
-F(固定費)ダウン戦略
-経営とはF/mPQ
・B/Sの眼
-左側=目に見えるもの=資産
-右側=目に見えないもの=資金の源泉
-資産の源泉=金の出所を見る
・B/S戦略の眼
-回転期間B/Sで見る
・1ヶ月分の売上高/各資産
-自己資本を増やす
・資金繰りの眼
-下半身(固定資金)と上半身(運転資金)の動きを見る
・下半身は設備投資費と自己資金のバランス
・上半身は運転資金(右側)の増減に注目 -
名前からすると人事分野&経理分野の融合かと思いきや、
内容は会計の本。
最初の方にも書いてあるけど、教育畑の人たちが、
ビジネスパーソンに必須な知識である会計を
より多くの人に理解してもらおうと腐心して書かれている。
ただ研修を企画・運営するだけでなく、
研修内容にも踏み込んで自ら学ぶと言う姿勢には頭が下がります。 -
この本を読んで私は「会計の使い方」がわかりました。
MGや戦略会計を作られた
西順一郎先生がプロデュースした本で
初版は1978年とかなり昔なんですが
内容は全く古さを感じません。
私が税理士試験の勉強で学んだのは
制度会計という
外部に報告する為、あるいは税金の申告のため
のものでしたが
この制度会計の知識だけでは
商売に数字を生かすことはできません。
この本には
商売に使える会計のイロハが書いてあり
初めて読んだときに目から鱗が落ちましたが
この本のベースになっているMGを経験した後で
読み返したら
書いてあることが今度はおなかの中に落ちていく感じがしました。
この本に出合えてよかったと思います。